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「(低身長に悩み)ノイローゼになる方もおり、(治療に使う)成長ホルモン薬をどうしても手に入れたいという人はたくさんいる。だから健食でもそういった類の商品が出るのは分かりますよ。製薬会社でもそういうことを分かっているからどうしても"伸びます"と書くんでしょうね。でもそれ(注・背が伸びること)は有り得ないですから」。低身長児患者の家族会「ポプラの会」では、今回の事態をこう話す。
事の発端は昨年12月。「セノビック」についてネットやチラシで使う広告を学会が問題視したことに始まる。
カルシウムやビタミンDを配合した栄養機能食品「セノビック」は2007年4月の発売以降、昨年11月時点で約220万袋を販売するヒット商品。学会では販売元が大手企業だけに、低身長の親子の無用な混乱を招きかねないとして表現の見直しを文書で求めた。
学会が求めたとみられるのは、(1)商品名の見直し、(2)前出広告表現の削除、(3)「セノビックを飲んだからといって背が伸びるわけではない」等のただし書きを広告に盛り込むことの3点(ロート製薬は(1)、(3)の要請の有無については無回答)。これを受け、ロート製薬では、誤解を与える文言を削除。広告にただし書きを盛り込むと学会に回答したが、事の顛末を東京新聞(中日新聞社)が報じたことから、ネットに飛び火する事態に発展している。
事態の拡散を懸念し、ロート製薬、学会とも火消しに躍起になっている。学会は要請の事実は認めたものの「これ以上問題を大きくしたくない。報道された以上の取材は回答を差し控える」と、沈黙を守る。関係筋によると、東京新聞の記事掲載時にも"くれぐれも『誠意ある対応をしてくれた』というコメントは強調してくれ"という注文がついたという。
ロート製薬も「『背が低い』ことが劣っているかような表現にならないようにと言われ見直したが、基本的に成長期の子供が飲むものとして学会からも応援を頂いている。記事は学会からの"クレーム"という書き方をしていたが実際のところは違う。学会の先生からも暖かい助言を頂き、"クレームという表現で書かれたことに心を痛めている"として学会が全ての取材を断っているので、こちらもこれ以上の情報提供はできない」と話す。関係筋によると、記事掲載の際もネット上での炎上を恐れ、記事のネット掲載を控えるよう、新聞社に働きかけたようだ。
一方の行政サイド。厚生労働省監視指導・麻薬対策課は「一般的に消費者が誤解する表現は不適切と判断できる。人体の構造機能に影響を与えるものであれば医薬品とみなしておかしくない」としつつ、「一義的に栄養機能食品の問題なので、消費者庁が対処される問題では」とコメント。消費者庁表示対策課は「注目しているが、今後の改善内容を注視する」、大阪府薬務課は「自主的に改善されたようなのでとりあえずは様子を見る」と、事態を静観する。
だが、業界からはロート製薬の企業倫理を問う声も挙がっている。事は学会、ロート製薬双方の納得で済まされる問題なのだろうか。(つづく)