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オイシックス オフィス向けサラダを拡販、福利厚生一環で50社に実績

2014年 9月 5日 10:56

041.jpg オイシックスの、オフィス向けのサラダの宅配サービスを強化している。現状、50社の導入実績がありエンジニアの採用競争が激化するIT業界に向けて、福利厚生の一環として導入を提案する。8月27日に、資本業務提携し社食サービスを提供するおかんと共同で試食会を開催し、クライアントの相互紹介を行った。

 オイシックスが展開するオフィス向けサラダ宅配サービス「Salad Oisix for オフィス」は今年5月に開始したサービス。10種類以上のサラダを用意し、週替わりで3アイテムを提案する。オイシックス社員がオフィスに出向いて直接販売する「定期ストア」と、事前に受け付けた注文分を配達する「定期デリバリー」の2モデルで展開する。

 新商品の「サラダライス」は押し麦や米が入ったサラダとなる。メインとなるお肉に、焼き野菜を加えて、ヘルシーでもボリューム感のあるものにした。今後も、新メニューの開発に注力する方針という。

 なお、おかんは導入企業に冷蔵庫や専用ボックスを置き、約1カ月保存できる惣菜を定期的に配達する。24時間利用できる利便性を強みに、約30社が導入している。9月から、サービスエリアを拡大する。これまで、新宿や渋谷、品川の都内3区で限定していたが、23区全域に広げる。料金プランを改定し、スタートアップ企業が利用しやすい価格設定とした。

 8月27日に、業務提携するおかんと共同で東京・五反田で試食会を開催した。顧客企業の相互紹介が目的。IT企業の人事担当者やエンジニアなどのほか、テレビなどのメディアなど30人以上を招いた。オイシックスは新商品「ライスサラダ」などを紹介し、おかんは煮込みハンバーグやひじき、肉じゃがなどの惣菜メニューを提供した。

 オイシックスのサービスを導入するアライドアーキテクツの担当者が講演し自社の取り組みを紹介。採用競争の激化や、新卒社員の増加を背景に若手メンバーの健康への配慮を目的に導入したという。料金の一部を会社が負担し、「フェイスブックのグループでダイエット活動を行う『デ部』が立ち上がるなど、健康意識の改革につながっている」(アライドアーキテクツ)とした。

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