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世界文化社 健康サポート誌を創刊、誌上通販も充実へ、書店売りで新客開拓

2019年 5月30日 13:20

 世界文化社は、心と体の健康をサポートする情報誌「わたし時間」の創刊号(画像=136ページ、税込583円)を6月1日頃に発売する。隔月で発刊し、誌上通販も展開する。健康寿命を延ばしたいという社会ニーズに応えるとともに、”健康”を切り口に通販事業の新客開拓につなげる狙い。

 新媒体の「わたし時間」は健康に関する情報と脳トレパズル、グッズ紹介(誌上通販)の3本柱で構成。約半分が編集記事、残りの半分ずつくらいがパズルと通販ページになる。高齢化が進む中、健康寿命を延ばしたいと願う層、まだ元気だけど健康に少し不安がある人などを主要ターゲットに設定。ちょっとした暮らしのヒントや健康になるコツを分かりやすく掲載し、日々の暮らしの中でできることを運動や料理、美容などの切り口で紹介する。

 当該誌の編集長は、高齢者介護をサポートするレクリエーション情報誌「レクリエ」や、訪問介護をサポートする情報誌「へるぱる」を立ち上げた嶋津由美子CS(ケアサポート)部長が務めており、「介護を受ける前の段階の人たちにも具体的な提案ができる媒体を作りたかった」(嶋津部長)とした上で、「読んで終わりではつまらない。記事の内容を実践してもらい、パズルを解く習慣をつけてもらい、買い物もしてもらえるアクティブな雑誌を目指したい」(同)という。

 通販については、主力雑誌「家庭画報」の中に通販ページを数ページ設けるケースはあるが、誌面の4分の1程度を使ってグッズ紹介を行うのは初めての試みとなる。同社はカタログが中心の通販事業を展開しており、新規客の獲得には苦戦しているが、書店で販売する雑誌の中にグッズ紹介ページがあることで新しい客層の開拓に期待している。また、通販部門では従来から健康に不安がある人に向けた商材を扱っていたため、そうしたアイテムも「わたし時間」で紹介すれば、ひとつのコンテンツになると考えた。

 新媒体のグッズ紹介ページ「わたし時間ショッピング」では編集記事と一定の連携を図り、関連するものは記事ページとグッズページの両方に導線を用意して連動性を高める。トレーニング機器なども扱うが、健康をキーワードに快適に暮らすための生活雑貨、キッチングッズなども幅広く提案する。「わたし時間」の創刊に向けて新規取引先も開拓したほか、今後はオリジナル商材も開発していく考え。

 販促面では、4月1日に発刊したプレ創刊号(80ページ)の本体やグッズ紹介ページの抜き刷りをすべての通販顧客に他のカタログと一緒に届けたり、書店のレジ前で配布したほか、創刊号の発刊に合わせて朝日新聞の全国版に広告を出稿する計画だ。創刊号以降、通販顧客には抜き刷りを配布する。

 また、「わたし時間」では当該誌を1冊買うと通販サイト「家庭画報ショッピングサロン」の商品購入時に使える割引クーポンをプレゼントするほか、年間購読(6冊分)を申し込むとさらに割引額の大きいクーポンを付与することで購読と通販利用を促進する。

 雑誌本体は税込583円と比較的に安いため、通販の売り上げを含めた両軸で利益を上げていく考えだが、「今までバラバラだった雑誌と通販カタログを一体化することで倍以上の力になるのでは」(嶋津部長)と期待している。

 なお、創刊号は「足指力で一生歩く!」をメインテーマとし、そのほか、腸もみマッサージや健康オイル生活を特集した記事を掲載。グッズ紹介では足指力に関連してスニーカーや靴下、ルームシューズなどを提案するようだ。

 
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