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キューサイ 業務用ケール売上1.7倍に、ラーメン店とコラボ「青汁冷麺」

2019年 7月 4日 13:45

 青汁原料に使われる「ケール」が徐々に消費者に浸透している。青汁では、飲みやすさから大麦若葉が優勢。ただ、栄養価の高さ、飲みにくさをカバーするコラボレーション商品の増加が浸透を後押ししている。普及をけん引する一社がキューサイ。業務用商品の売上高は、前年同期比(1~4月)で1・7倍まで拡大した。6月には人気ラーメン店とコラボし、青汁を使った冷麺の提供を開始。若年層を中心に浸透を図っていく。

 青汁冷麺を提供するのは、「ソラノイロ麹町本店」。麺やスープ、具材すべてにキューサイの青汁を使った「キューサイのマズくない青汁冷麺」(=画像㊤、税込1200円)を1日20食限定で販売する。期間は6月20日から7月19日までの1カ月間。

 具材には、夏バテ予防に有効なビタミン、ミネラルを豊富に含むケール、キウイ、グリーントマトを使用。1食で青汁約4杯分の栄養価が取れる。

 「ソラノイロ」は、麺やスープ、具材に野菜を使った「ベジソバ」が人気のラーメン店。使用する野菜や肉はできる限り産地直送、直接仕入れにこだわる。ケールを国内で栽培し、農薬・化学肥料不使用など「安心・安全」にこだわるキューサイの理念に共感してコラボが実現した。女性が気軽に入ることができる店舗をコンセプトにしており、女性層にも認知を図る。

 キューサイは昨年7月、法人営業課を立ち上げ、業務用青汁「キューサイ青汁のある食卓」(250グラム、価格は非開示)の展開を始めた。

 これまで100店舗に導入。卸先は、ホテルやレストラン、居酒屋、空港ラウンジのサーバーでの提供、保育園など多岐に渡る。商品提供だけでなく、青汁を使ったスイーツやパンなどコラボ商品の開発も積極的に行う。

 市場でケールを使った商品も増えている。飲食店では、ポタージュやパスタ、豆腐やアイスなどに使われ、ケールメニューを扱う専門店もある。

 青汁原料に使うケールの業務用卸は、ファンケルも行う。東急ストアがこの原料を使った冷凍青汁を販売。三菱食品は今年4月、ファンケルとのコラボ商品「ザ・ケールサワー」(=画像㊦)の販売を始めた。

 千葉県のある農場では月間500キログラムのケールを出荷しており、13年度比で出荷量は16倍に伸びた。青汁原料は、さまざまだが、栄養価が豊富な点を強みに、各社「ケール」という素材の浸透を図っている。
 
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