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熊本地震から3年 再春館製薬所が継続支援、被災者の「孤独」に寄り添う交流会

2019年 8月 1日 13:20

 2016年4月に起きた熊本地震から3年目を迎えた。震源地だった益城町に本社を構える再春館製薬所は、今も復興に向けた継続支援を続ける。時間の経過とともに必要な支援も変化。昨年から始めた地域交流会を通じ、被災者に寄り添う。

 復興支援活動は当初、避難所の清掃活動から始まった。ただ、時間とともに被災者は避難所から仮設住宅に移った。17年には、益城町にある仮設住宅でドモホルンリンクルの「スキンケア体験会」を実施。以降、町内にある17の仮設住宅で体験会を実施してきた。

 今も仮設住宅での生活を余儀なくされる住民もいるが、地域に戻った住民も多い。そこで地域の課題として浮上してきたのが、「孤独」という新たな問題だ。必要な支援が変わる中、昨年から地域交流会(=画像)を始めている。コミュニケーションを通じて、地域住民の心に寄り添う活動を行う。

 地域交流会は、町内に40数カ所ある公民館で行う。昨年は夏と冬に計8カ所で実施。今年も7月から9月にかけて、町内の公民館5カ所で行う。1回の交流会で10~20人が参加するという。

 交流会には、新入社員も参加する。本業の化粧品通販では、日ごろ電話やメールを通じて顧客の悩みや体の痛みに寄り添う。対面で顧客を接する機会は少ないが、新人オペレーターにとって交流会が改めてコミュニケーションの大切さを知る場にもなっているという。

 薬剤師など、有資格者のベテラン社員も参加。専門知識を活かし、冬場に健康体操を行ったり、スキンケア体験会、ツボ押し体操を行うなど、季節に応じた活動で住民を楽しませる。

 被災直後、避難所に足を運んだ当初は、「宣伝しにきたの?」と声をかけられることもあったという。ただ、今では、支援活動が地域に定着。「若い方と話せて楽しい」「また来てほしい」と声をかけられるようになり、「地域の方も前向きになり、逆に元気をもらっている」(同社)と話す。新入社員にとっては、コミュニケーションの大切さを知る研修の一環にもなっている。

 「復興」の線引きは難しい。支援活動には限りもあるが地域の声に応え、支援を続けていく。

 
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