通販新聞社 / アマゾンの物流拠点の従業員が新型コロナに感染、一時休止も即再開　物流遅延「影響なし」

アマゾンの物流拠点の従業員が新型コロナに感染、一時休止も即再開　物流遅延「影響なし」

2020年 3月25日 19:53

　アマゾンジャパンの大型物流拠点で出荷作業に従事していた従業員が新型コロナウイルスの感染していたことが分かった。アマゾンによると感染者は同社の大型物流拠点「アマゾン小田原フルフィルメントセンター」(神奈川・小田原)で庫内作業などを委託しているパートナー企業の従業員1人としている。

　当該従業員が感染した事実をアマゾン側が把握したタイミングについては「感染経路等の詳細情報は公開していない」として明らかにしていないが、関係筋によると3月24日にその事実を把握した模様。アマゾンでは感染発覚後「小田原の物流拠点を一時的に休止して施設の消毒など必要な措置を行った後に、当該拠点を再稼働させた」(同社)とし、3月25日現在はすでに当該拠点は稼働しているという。なお、休止による物流の遅延の可能性については「影響はない」(同社)としている。

　物流拠点のスタッフを新型コロナウイルス感染から予防するための対策については「保健所等の公的機関と緊密に連携しながら、スタッフの安全を第一に対応を進めている」(同社)としており、他の従業員に感染が広がっている可能性については「そういった情報は現在把握していません」(同社)としている。

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