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事業基盤強化へ【ニコリオの中上本弘社長に聞く 今後の成長戦略と展望】 コンプライアンス強化、機能性にシフト

2020年 4月23日 13:30

  健康食品通販を行うニコリオは、今年3月、埼玉県から行政処分を受けた。今後、コンプライアンス体制の構築など組織基盤の強化を図る。また、機能性表示食品を中心に事業基盤を構築する。中上社長に今後の成長戦略を聞いた。










  ――行政処分の受け止めは。

 「真摯に受け止め、十分な再発防止策を講じる」

 ――原因はどこにあった。

 「アフィリエイト広告に対してレギュレーションを提示して管理していたが、完全にチェックしきれなかった。県とやり取りをする中で反省点も見つかった」

 ――再発防止をどう図るか。

 「広告審査の社内規定と、外部委託先の運用ガイドラインを策定し、広告のチェックフロー体制を構築する。アフィリエイターには、広告表示のレギュレーション通知を徹底する。第三者機関によるコンプライアンス研修も行っていく」

 「組織基盤の強化も図っている。社内コンプライアンス体制の強化に向け、品質管理や法務部門を設置。独立した部署で表示の監視を行う体制に変え、専任の人材の登用を進めている」


 ――2019年12月期の業績は。

 「4・2%増の125億だった。主力の『Lakubi(ラクビ)』、『uka(ウーカ)』がけん引した。インスタグラムを通じ20~30代の獲得が好調だった」

 ――特徴的な商品名、パッケージで訴求している。

 「ダイエットサポートの商品利用を知られることに抵抗感のある層の支持を集められたと思う」

 ――課題は。

 「ウェブの競争環境は激化しており、広告効率は悪化し始めている。紙媒体やテレビなどオフラインの広告によるテスト検証を始めている」

 ――今期の売り上げ目標は。

 「新型コロナの影響も今後出てくると予想している。現在、売上目標の修正算定を行っている。今期は、成長を急ぐのではなく、持続的成長を可能にする事業基盤の構築に注力する」

 ――今後の成長戦略は。

 「今回の調査・処分を通じて感じたことでもあるが、機能性表示食品への移行を進め、適切なヘルスクレームで商品の良さを訴えていく。主力商品に続く第3の商品の育成を目指す。今秋をめどに、化粧品通販への参入も予定している」

 ――機能性表示食品制度活用の取り組みは。

 「今年、体脂肪関連の商品で1件の届出が公表された。また、『ラクビ』についても、機能性表示食品を目指し、臨床試験の準備を進めている」
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