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キューサイ ケール配合の化粧品展開、売上構成比10%目指す

2020年 6月11日 07:34

 キューサイが”青汁だけ”の企業イメージから脱却を図っている。事業ドメインを「青汁事業」から「ケール事業」に転換。昨年10月、これを象徴する化粧品の新ブランドを立ち上げた。青汁の原料に使う「ケール」の機能に着目して開発。時期は明らかにしていないが、総売上に占める売上構成比10%(本紙推計で約30億円)のシェアを持つブランドに育成を目指す。

 これまで青汁を通じて、ケールの魅力を発信。テレビCMの影響もあり、企業イメージも青汁を軸にする会社との印象が強い。

 ただ、実態として総売上に占める青汁の売上構成比は10%未満。青汁に捉われず、ケールの魅力を発信する「ケール事業」への転換を目指している。その中で昨年10月、内外美容の観点からケールの機能性に着目した新ブランド「Skinkalede(スキンケールド)」を立ち上げた。

 「スキンケールド」では、顧客層の若年化を図っている。オールインワン化粧品「コラリッチ」は、60代以降を主要顧客にする。「スキンケールド」は、とくにターゲット世代は設定していないものの、30~40代を中心に顧客基盤を築く。

 第1弾商品の「バランシングローション」(化粧水)は、ウェブを中心に新規獲得を進める。ロフトなどバラエティショップ十数店舗への卸販売も行う。

 7月1日には、多機能ジェル「リバイタライジング濃密ジェル」(=画像、50グラム、税込4510円)を発売する。保湿成分としてケール葉エキスなど美容成分を97%配合した。ほかに保湿成分として、ハトムギ種子エキスなど9種類の植物由来エキスを含む。水を一滴も使わず、高濃度処方にこだわった。保湿ジェル、乳液、美容液、クリーム、美容パックの5機能を果たす。

 新商品もウェブ広告を中心に新規獲得を進める。モニターキャンペーンなどSNSやオンラインを通じて商品体験の場を提供し、ブランド認知を図る。また、バラエティショップのほか、ドラッグストア、スーパーなどさまざまな販路での流通を検討していく。

 ケール配合の化粧品展開に合わせ、ケールと肌の関係に関連する自社研究も強化している。

 キューサイの2018年12月期の総売上高は、約274億円。青汁、コラリッチ(化粧品)に続く大型ブランドへの育成を目指しており、「新たにブランドを立ち上げる以上、通過点として10%の売上構成比は目指したい」(同社)とする。

 
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