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コアラスリープジャパン 独自ベッド台を発売、工具不要、数分で組み立て可能

2020年 6月18日 07:35

 独自寝具のネット販売を行うKoala Sleep Japan(コアラスリープジャパン)は6月17日から、ベッド台の販売を開始した。工具などは不要で合板を組み合わせるだけで簡単に組み立てられることなどが特徴のベッドフレームで同社の通販サイト限定で展開する。

 発売した「コアラベッドフレーム」(=写真)は豪州本社で販売中の商品をベースに日本市場向けに改良した表面には木目と色調が美しく温かみのあるレッドオークのコーティングを施し、芯部には組み立て式ながらハニカム構造の合板を採用した木製パネルのベッドフレームで、ドライバーなどの工具なしに、また、ねじなどを用いずに9枚の合板を組み合わせるだけのため、1人で数分で組み立てられ、購入時の組み立てのほか、模様替えや引越しなどの際の解体や再組立ても簡単だという。一方でハニカム構造の合板の採用などで経年劣化に影響を受けにくく、使用し続けてもきしみにくく、睡眠の質を長期にわたって維持する。また、合板に通気口を加えたことなどで通気性にも優れており、日本の高温多湿な気候下でもマットレスを衛生的かつ清潔に保つ。

 幅1340ミリのセミダブルと同1540ミリのダブル、同1740ミリのクイーンの3サイズ展開。奥行きは2200ミリ、高さは252ミリ(ヘッドボードの高さは540ミリ)と各サイズとも共通。耐荷重量は300キログラム。価格はセミダブルが税込6万5000円、ダブルが同7万5000円、クイーンが同8万5000円。なお、マットレスで実施している購入後、120日以内であれば返品できる制度「120日トライアル」を同商品にも適用する。

 同社は17年10月から日本で独自マットレス「コアラ・マットレス」の販売を開始した豪州のネット販売専業社の日本法人で主力のマットレスの高い機能性と競争力のある価格設定、SNSなどを活用した徹底したマーケティング戦略などが奏功し、前期(19年6月)の売上高は前年比250%の成長と急伸。今期も同400%の成長を見込んでいるという急成長企業だ。日本参入後、しばらくマットレスのみの展開だったが、昨年12月には枕を、今年4月からはソファーの販売をスタートするなど豪州でも展開している家具などのマットレス以外の商品展開を進めており、今回のベッド台の販売開始もその一環。今期はベッド台と同じく組み立てやすさや120日トライアルを適用した木工家具など新商品の投入を積極化させ、「寝具だけでなく家具でもショッピング体験で革命を起こす」(日本法人代表のアダム翔太氏)とし、日本市場でさらなる売り上げ拡大を狙う考え。

 
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