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大丸松坂屋百貨店 ファッションサブスクが好調、ブランドやサービスを拡充へ

2022年 2月25日 17:00

 大丸松坂屋百貨店は、昨年3月中旬にスタートしたサブスクリプション型のファッションレンタルサービス「アナザーアドレス」(=画像)が登録者数やレンタル数が想定を上回っていることから、取り扱いブランド数を2倍以上に拡充するとともに、サービス面の強化を図る。

 「アナザーアドレス」は百貨店が扱う高価格帯ブランドの洋服を月額定額でレンタルできるサブスクサービスで、スタートから間もなく1周年を迎える。同社によると、サービス開始以来、当初想定していた会員数1000人に対して、事業計画を大きく上回る6700人超のユーザーが登録しているほか、累計レンタル数も2万着と多くの支持を得ることができたという。

 そのため1周年を機に当該事業を強化。取り扱いブランド数はサービス開始時点の50ブランドに対し、新たに63ブランドが参画して113ブランドとする。新たなブランドラインアップとしては、「イザベルマラン」や「ディースクエアード」といった海外の有名コレクションブランドに加え、「ビューティフルピープル」や「ミハラヤスヒロ」といった世界で活躍する日本発のデザイナーズブランド、さらに「トゥモローランド」や「ケイトスペード」といった人気ブランドが加わる。

 さらに、ワコールと提携して今春からインナーの取り扱いも始める。「アナザーアドレス」の取り扱いアイテムのうち約5%がインナー付きアイテムで、インナーの消耗や紛失によってアイテム自体がレンタルできなくなる事象が発生していることから、”服の寿命をのばす”という観点からワコールと提携することになった。

 サービス面では、注文時のオプションとして「安心保証サービス」(税込550円)を開始。一般的な着用におけるクリーニング・修繕費はサブス料金に含まれているが、それ以外のトラブル時の自己負担額が2~3割に軽減される。

 また、サイズ比較ツールの「バーチャサイズ」を実装。身長や体重など簡単な質問に答えるだけで着用感をシルエットで表示し、おすすめのサイズも提案するため、サイズ選びの失敗が少なくなるとする。

 加えて、着用しないアイテムのチケットを戻す「交換申請」のアイテム返却方法を、利便性向上を目的に従来の1カ月後に返却してもらう形から到着後すぐに返却できる「返品申請」に変更する。

 さらに、往復1枚だった配送チケットを片道1枚に変更。別の注文アイテムを一緒に返却したり、分割で返却したりとユーザーの都合に合わせて柔軟に利用できるようにした。

 企画面では、従来から展開している「FOCUS」コーナーを拡大。これまでの1シーズン1企画に対し、さまざまなユーザーのニーズに応えられるように複数企画を同時に提案していく。ブランドや他企業との共同企画や季節に合ったアイテムの提案、新規ブランドの紹介など、より楽しいアイテム選びをサポートする。

 3月の第1弾は、「森を纏い、森を育む」をコンセプトにしたサステナブルな取り組みや、春のイベントを彩るセレモニーアイテム、華やかな花柄の新作などを予定している。

 大丸松坂屋百貨店では、「アナザーアドレス」を通じてデジタルやサステナブルといった領域に積極的に投資し、新たな体験価値の創出に努める考え。
 
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