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JALUX グルメカテゴリーが好調、今夏はラウンジカレーを拡販

2022年 7月 7日 13:30

 JALUXでは前年度の通販事業の売り上げをけん引したグルメカテゴリーにおいて、今期も引き続き、拡充を見込んでいる。今夏の目玉としては前年度も好評だった「JAL特製オリジナルビーフカレー」(画像)の拡販を図る。機内食の「BISTRO de SKY(ビストロですかい)」シリーズともあわせて、JALブランドを反映させたオリジナル商品を強化する考え。

 オリジナルカレーについては羽田空港・成田空港の国際線JALラウンジにおいて提供しているメニューを家庭用として販売しているもの。1キログラム(1食分200グラム換算で5食分相当)が2袋で、税込価格6800円。
 固定ファンも多い人気のプレミアム商品であり、在庫にも限りがあったため、これまでは1カ月間で5日間だけの限定販売となっていた。しかし、この7月、8月は特別なキャンペーンとして販売日を限定せずに毎日買えるようにした。

 販促に当たっては既存顧客だけでなく、「JALマイレージバンク(JMB)」会員に向けてもメルマガなどで告知していく。

機内食も安定したヒットに

 なお、昨年の7月から販売しているビストロですかいも、安定したヒットが続いている。同商品は、過去に人気となった機内食をリメイクして自宅でもレンジ調理で食べられるようにしたもの。もともとは、コロナ禍で外出自粛となり、旅客需要が縮小する中で、家庭でも旅気分を味わえるようなコンセプトとして発売。メニューは月に1回ずつ変更するなど、通年のレギュラーとなっており、前期のグルメカテゴリーの増収に大きく貢献していた。

 中でも恵比寿の人気和食店「賛否両論」の笠原将弘シェフが監修したオリジナル和食メニューのシリーズについては、大きな反響があり、1週間で売り切れたこともあったという。

 そのほか、1992年6月1日に、初めてJAL国際線長距離路線の「エグゼクティブクラス(現・ビジネスクラス)」に搭載された機内専用のカップ麺「うどんですかい」についても、誕生30周年を記念して、6月には記念ロゴ付パッケージ商品を発売した。

 日清食品との共同開発によるもので、現在までに、「そばですかい」、「らーめんですかい」、「ちゃんぽんですかい」と横展開する人気商品となっている。7月末までの期間限定キャンペーンでは、ですかい商品を含んだ合計1万円以上の買い物で、抽選30人にJALオリジナルアイテムなどをプレゼント。JALオリジナル商品の強さがグルメカテゴリーで目立っている。
 
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