楽天グループは1月30日、仮想モール「楽天市場」に出店する、5万超の店舗を対象にした「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)2024」の授賞式を都内ホテルで開催した。総合グランプリは、「越前かに職人甲羅組」の伝食だった。2位はアイリスオーヤマ、3位は「リカーBOSS」のモリフジだった。
同賞は売り上げやユーザーの人気投票などをもとに選ばれた店舗を表彰するもの。総合賞のほか、各ジャンルの優れた店舗に贈られるジャンル賞と楽天市場の各サービスで活躍した店舗を表彰するサービス賞がある。総合賞10店舗、ジャンル賞118店舗(42ジャンル)、サービス賞20店舗、特別賞11店舗の計159店舗(同一店舗の複数賞受賞含む)が受賞している。

グランプリを受賞した伝食の田辺晃司社長は「我々は今年で創業14年目になる。創業する際に銀行に提出した事業計画書には、『10年で年商50億円を目指す』としたが、担当に『夢を追いかけるのはいいけど現実を見てくださいね』と言われた。でも10年後、年商は100億円になった。夢に向かって仕事をするとき、そこには『楽天市場』というプラットフォームがあった。そして何よりも大事なのは、一緒になって夢を追いかけてくれる皆様がいたこと。明日からまた初心に戻って、もっと上を目指して頑張っていく」と涙ながらに話した。
田辺社長は本紙取材に対し「派手なことをやったわけではないが、顧客が求めている商品・サービスを提供するという、ある意味単純なことを、とことん突き詰めた結果」と相好を崩した。
2位に入ったアイリスプラザの岩崎亮太社長は「スタッフのみんなの努力、楽天のECCの皆様のおかげで受賞することができた。この1年間苦しいこともあったが、ECCの皆様がスタッフを励まし、いろいろな提案をしてくれたことで、年末まで走り切れたし、今日この場に立てている」と感謝の言葉を述べた。
同社営業本部の赤松翼氏は本紙取材に対し「家電は大型の白物家電から、掃除機や炊飯器といった生活家電まで、いろいろな商品を扱っている。商品ページにおいて、顧客に買ってもらいやすいページ作りができたことが大きかったのではないか」と受賞の要因を分析した。
3位のモリフジの梶沢佳孝代表取締役副社長は「24年は『リカーBOSS』がオープンして10年目の節目の年だった。歴代のECCの皆様の手厚いサポートがあったからこそ、この賞をいただけた。北陸の小さな企業ではあるが、ローカルの強みを最大限に活かし、日々精進していきたい」と話した。
4位は「イーザッカマニアストア―ズ」のズーティー、5位は「LIFEDRINKオンラインストア」のライフドリンクカンパニー、6位は「アンカー・ダイレクト」のアンカー・ジャパン、7位は「NIKE」のナイキジャパン、8位は「アットライズ」のライズクリエイション、9位は「お酒の専門店リカマン」のリカーマウンテン、10位はイルミルドだった。
授賞式の最後で楽天の三木谷浩史社長は「1997年に『インターネットショップは自動販売機ではない、究極の対面販売だ』という話をした。それから27年経って、いろいろなスケールは変わったが、本質は変わっていないと感じる。インターネットからスマートフォンやクラウドが出てきて、最近はAIが出てきた。今週は中国の『ディープシーク』というAIによって世界が混乱している。今年は国際情勢が劇的に変化していくだろうが、楽天はこの大きな流れを皆様と一緒に変えていきたい」とコメントした。
同賞は売り上げやユーザーの人気投票などをもとに選ばれた店舗を表彰するもの。総合賞のほか、各ジャンルの優れた店舗に贈られるジャンル賞と楽天市場の各サービスで活躍した店舗を表彰するサービス賞がある。総合賞10店舗、ジャンル賞118店舗(42ジャンル)、サービス賞20店舗、特別賞11店舗の計159店舗(同一店舗の複数賞受賞含む)が受賞している。
田辺社長は本紙取材に対し「派手なことをやったわけではないが、顧客が求めている商品・サービスを提供するという、ある意味単純なことを、とことん突き詰めた結果」と相好を崩した。
2位に入ったアイリスプラザの岩崎亮太社長は「スタッフのみんなの努力、楽天のECCの皆様のおかげで受賞することができた。この1年間苦しいこともあったが、ECCの皆様がスタッフを励まし、いろいろな提案をしてくれたことで、年末まで走り切れたし、今日この場に立てている」と感謝の言葉を述べた。
同社営業本部の赤松翼氏は本紙取材に対し「家電は大型の白物家電から、掃除機や炊飯器といった生活家電まで、いろいろな商品を扱っている。商品ページにおいて、顧客に買ってもらいやすいページ作りができたことが大きかったのではないか」と受賞の要因を分析した。
3位のモリフジの梶沢佳孝代表取締役副社長は「24年は『リカーBOSS』がオープンして10年目の節目の年だった。歴代のECCの皆様の手厚いサポートがあったからこそ、この賞をいただけた。北陸の小さな企業ではあるが、ローカルの強みを最大限に活かし、日々精進していきたい」と話した。
4位は「イーザッカマニアストア―ズ」のズーティー、5位は「LIFEDRINKオンラインストア」のライフドリンクカンパニー、6位は「アンカー・ダイレクト」のアンカー・ジャパン、7位は「NIKE」のナイキジャパン、8位は「アットライズ」のライズクリエイション、9位は「お酒の専門店リカマン」のリカーマウンテン、10位はイルミルドだった。
授賞式の最後で楽天の三木谷浩史社長は「1997年に『インターネットショップは自動販売機ではない、究極の対面販売だ』という話をした。それから27年経って、いろいろなスケールは変わったが、本質は変わっていないと感じる。インターネットからスマートフォンやクラウドが出てきて、最近はAIが出てきた。今週は中国の『ディープシーク』というAIによって世界が混乱している。今年は国際情勢が劇的に変化していくだろうが、楽天はこの大きな流れを皆様と一緒に変えていきたい」とコメントした。