小学館は７月１日、ペットの総合ニュースサイト「ＰＥＴｏｍｏｒｒｏｗ（ペットゥモロー）」(画像)をオープンし、これと連動した通販展開を９月をメドにスタートする計画だ。「ペットゥモロー」は、犬や猫とその飼い主が元気に楽しく暮らすための情報サイトで、ヘルスケアを軸に発信するが、ニュースサイトとオリジナルグッズの通販を融合させたペットのメディア事業を目指す考えだ。

　通販展開に当たっては、同社が発行するライフスタイル誌「サライ」や「ＢＥ―ＰＡＬ（ビーパル）」「ＤＩＭＥ（ダイム）」と紐付く通販ブランド「大人の逸品」で培ってきた商品開発力や物流システム、カスタマーサポートのノウハウを活用してペットオーナー向けの通販を行うのに加え、ＢtoＢ（卸事業）も展開するという。

　通販の商品面では、社会現象にもなった「妖怪ウォッチ」のペット関連グッズを扱う予定で、小学館グループが保有するキャラクターと積極的に連携する計画だ。

　また、売り場については「大人の逸品」の通販サイトを活用。当該サイトの既存顧客や「ペットゥモロー」の訪問者をターゲットに、価値のある商品ラインアップを目指すという。

　なお、小学館では７月１日付けで"オトコの身だしなみ"をテーマにした美容と健康のウェブマガジン「メンズビューティー」をスタートしており、同メディアでも今秋以降、コンテンツと連動したオリジナルアイテムの開発、通販展開を検討している。