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コカ・コーラウエスト キューサイと青汁開発、若年層開拓、自販機で展開

2016年11月25日 12:04

081.jpg コカ・コーラウエストは12月12日、果実飲料ブランド「ミニッツ メイド」から青汁ドリンクを発売する。グループのキューサイとコラボレーションしたもの。まず自社の自販機約5000台から展開を始め、販売動向を見つつ販路を広げていくことも検討する。キューサイとのコラボレーション商品の展開は初めて。コカ・コーラウエストが青汁を扱うのも初めてになる。

 「ミニッツ メイド おいしいフルーツ青汁」(190グラム、185円)は、りんごや白ぶどう、オレンジなどフルーツ果汁入りの青汁ドリンク。原材料にキューサイが生産した国産ケールの青汁を使う。

 ターゲットとするのは、20~30代の若年層。健康意識の高まりとともにシニア層だけでなく、若年層にも青汁市場が広がっていることに対応する。独特の味を敬遠してきた若年層に向け、フルーツ果汁を加えることで飲みやすさにこだわった。

 販売はまず、自社で展開する自動販売機から行う。コカ・コーラウエストは近畿、中国、九州、四国エリア(三重県を除く)に約30万台の自販機を展開。このうち、企業ビル内に展開する自販機など、若年層と接点を持ちやすい場所をセグメントして展開する。一部、街中の自販機にも入れる。また、キューサイの自社通販サイトでも販売する。

 当面は、価格競争を避けて自販機のみの展開。販売動向を見てスーパーやコンビニ、量販店など販路を広げることも検討する。

 販売目標数は、とくに決めておらず、今のところ新商品の認知に向けたプロモーションを展開していくことも予定していないという。

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