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サルースと夢展望、春商戦は部屋着が好調

2010年 2月25日 19:00

 アパレルのネット販売2社の春商戦が順調な立ち上がりを見せている。ルームウェアやワンピースなど、トレンドに左右されにくく独自性を打ち出したアイテムを中心に展開。立ち上がりは低価格帯が奏功し安定した受注を獲得しているようだ。不況の影響でトップシーズン前の買い控えがあったことから、前年好調だったパンプスなどが苦戦する傾向にある。春商戦全体ではオリジナルアイテムの充実により他社との差別化が図れるかどうかがカギとなりそうだ。

 サルース(本社・大阪市、木下秀夫社長)の春商戦は12月から開始。前年と同時期の開始となるが、取り扱いアイテム数は前年と比べて30アイテムを縮小。アパレルは前年と比べて、50アイテム減らし350点とした一方、靴は20アイテム増やして50アイテムをラインアップした。

 主力アイテムはフリンジ付きスウェードウエスタンブーツやパイル地のルームウェア、花柄のワンピースなど。価格帯は900~4500円の低価格帯とした。

 サルースは商品の投入時期が早いため、早期割引やポイントアップのキャンペーンを実施。複数商品の買い控えによる客単価の低下があったものの、主力のブーツやワンピースが順調に推移。トレンド感やオリジナリティが奏功し順調な立ち上がりとなった。

 夢展望(本社・大阪府池田市、岡隆宏社長)の春商戦は例年通り2月から開始。取り扱いアイテム数を前年同期と比べて10%増やし、1000型を提案した。トレンドに左右されにくいワンピースを主力とし、中心価格帯は2480円で提案した。

 サルースと夢展望で好調だったのはルームウェア(部屋着)だった。巣篭もり需要の拡大により部屋で過ごす時間が増えたことを背景に、デザインの可愛らしさや価格の安さを理由に受注を獲得しているようだ。

 一方、両社で動きの鈍かったアイテムはパンプスだった。今春商戦では消費の鈍化や積雪などの天候が影響したもよう。前年の春商戦と異なり、シーズン前に購入するユーザーが減少する傾向にあるようだ。

 サルースでは今春商戦について低価格競争がさらに激化すると予想。トップシーズンに向けてカットソーやパンプスなどの定番商品を強化するほか、オリジナル性のある商材を提案する方針だ。
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