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フジ医療器、"働く女性"向けブランド、ブーツ型のフットマッサージ器

2015年 4月23日 10:25

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健康機器メーカーのフジ医療器が働く女性の利用を強く意識した新ブランドを立ち上げた。第一弾は、ブーツ型のフットマッサージ器。テレビやカタログなど通販ルートへの卸販売を中心に、初年度2万台の出荷を目標に掲げ、主力のマッサージチェアに続く基幹ブランドとして育成を目指していく。

新ブランドは、「mashua(マシュア)」。これまで中高齢層やファミリーユースを意識した商品を展開してきたが、女性の社会進出とともに潜在需要は拡大しつつある。20~40代の女性向けのブランドは初めてで、女性のみのプロジェクトチームを発足。女性目線で手軽にセルフケアが行えるシリーズを展開していく。

 4月16日に発売を開始した新商品は、ブーツ型のフットマッサージ器「マシュア AM―30 フットエアーマッサージャーF」(画像㊤=税抜き・3万6852円)。左右各7個のエアーバッグを搭載。ブーツのようにひざ下全体に巻きつけて使い、むくみやすいふくらはぎからつま先まで脚全体をしっかり包み込む。

 ふくらはぎには、脚の外側、中央、内側にフィットするよう3個のエアーバッグを配置。下から絞り上げるように揉みほぐす。くるぶしとかかとに配置した2個のエアーバッグは、手でつかむような感触で揉みほぐし、足の甲と足裏に配置した2個のエアーバッグは、上下から圧迫と開放を繰り返しマッサージする。土踏まずにはボール状の指圧球も搭載している。マッサージコースも念入りな加圧と優しく揉みほぐす2種類を用意。それぞれ強弱を2段階で調整できる。

 新ブランドでこだわったのは"女性目線"。フジ医療器がこれまで展開してきたフットマッサージ器は10~15キログラム、価格も5万円以上が主流だが、新商品は女性でも扱いやすいよう約2・6キログラムに抑えた。市場に流通するフットマッサージ器は1~2万円台のものも少なくないが、マッサージ器の専門メーカーとして機能面もこだわった。

 カラーも、女性を意識してピーチ、ブルーベリー、ショコラの3色を展開。マシュマロをイメージした起毛素材の「収納ケース」(画像㊦)も用意する。マッサージ器にありがちな収納の悩みに対応することで、インテリアに違和感なく馴染むようにした。

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 新商品に続く商品の企画は未定だが、過去には美顔器など美容機器を扱ってきた実績もあり、女性向け商品のシリーズ化を検討。自社通販サイト「フジ医療器モール」のほか、テレビ通販やカタログ通販向け卸を中心に展開する。

 本体の仕様は、440(高さ)×310(幅)×315(奥行)ミリメートルで約2・6キログラム。内側の生地にはエアーバッグの動きに合わせて伸び縮みするメッシュ素材を採用。フィット感と通気性を重視した。

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