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千趣会、バリエーションを拡充、発熱インナー等のホットコット、上位商品も投入

2012年10月 4日 10:23

千趣会(本社・大阪市北区、田邉道夫社長)は、オリジナルの綿混発熱インナー「Hotokott(ホットコット)」シリーズの本格的な展開を始めた。昨冬シーズンに発売し、72万枚を販売するなど好調な推移を辿った商品で、今シーズンはシリーズ上位商品となる「極上ホットコット」を投入するほか、インナー以外のカテゴリーでも商品を展開するなどラインアップを大幅に拡充。昨シーズンを上回る売り上げを目指す構えだ。
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「ホットコット」は、綿と繊維内の空気層で暖かさを維持するマイクロアクリル、吸放湿性の高いレーヨンをブレンドした生地を採用。化学繊維を使用した発熱インナーが多いが、同商品は綿を45%混用することで、着用時の肌触りの向上や蒸れの解消などを図ったのが特徴だ。

 今回、シリーズ上位商品として新たに展開する「極上ホットコット」では、タートルネックの長袖インナー(税込1990円)を販売する。生地の綿混率を95%に高めたのが特徴で、特殊加工によって発熱する綿と柔らかなスーピマ綿を3対7の割合でブレンドすることにより、着用時の肌触りの良さをさらに向上。また、発熱・保温の部分でも、商品テストで化学繊維と比較して約2・6度、レギュラータイプとなる従来の「ホットコット」商品と比べ約1・7度暖かいという結果が出るなど機能性を高めている。

 一方、今シーズンのシリーズ全体の展開としては、従来のインナーに加え、タイツやソックス、パジャマ、枕カバーやシーツなどカバーリングでも「ホットコット」商品を投入。取扱商品は全37型(レディースインナー22型、メンズインナー4型、キッズ4型、カバーリング7型)と前年よりも26型増やし、サイズやカラーのバリエーションも拡充した。

 昨シーズンの展開ではテレビCMを投入するなど積極的な「ホットコット」シリーズの訴求を行ったが、さらに今シーズンは幅広いニーズに対応した商品展開などにより、売り上げの拡大につなげる考えのようだ。


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