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千趣会  乳がん関連イベントに協賛、トークショーへ参加

2015年 7月 9日 10:27

 6-1.jpg千趣会は7月5日、東京・お台場で開催された乳がんサバイバー(経験者)とその家族を中心としたラン&ウォークイベント「Run&Walk for Breast Cancer Survivors」に協賛し、イベント会場でトークショーに参加したほか、乳がん経験者に向けた商品紹介ブースを出展した。

 ラン&ウォークイベントは第23回日本乳癌学会学術総会が主催したもので、乳がん経験者や家族、医療従事者、一般の人の双方向の交流を目的に、初めて開催された。

 千趣会はCSRポリシーに掲げる女性支援活動の一環として、従来からピンクリボン運動の認知向上や検診の早期受診を促してきたが、乳がん経験者の支援も重要と判断して協賛したという。

 イベント当日は雨の中、800人近い乳がん経験者や家族、医療従事者、一般のランナーなどがラン&ウォークに参加。臨海副都心シンボルプロムナード公園に設けたランニングコース(2キロと5キロ)を歩いたり、走ったりした。

 ラン&ウォーク以外にも、特設ステージではチアリーディングやフラダンス、トークショー、ファッションショーなどが行われた。

 「目からウロコのストレス解消法」と題したトークショーには医師の南雲吉則氏と乳がん経験者の会「KSHS」代表の溝口綾子氏、ストレスケアカウンセラーで元宝塚歌劇団の真織由季氏、千趣会広報部長の加藤千香氏が登壇した。南雲氏は「がんの原因のひとつであるストレスは脳の疲労で、疲労は回復できる」と強調。真織氏は「息を吐いたり大股で歩くことで脳の健康は維持できる」とした。

 また、体温の調節機能が弱くなったり、肌がデリケートになる乳がん経験者が多いことから、イベントに協賛した千趣会の加藤氏は「乳がん経験者の意見を聞いて、一緒に商品を開発していきたい。女性の普段の生活を応援したい」と話した。

 同社の特設ブースでは、乳がん経験者の悩みをサポートできる商品として、乳がん患者の声をもとに開発したノンワイヤーブラ「優しくケアするブラ」や、紫外線対策グッズ、冷えとりグッズ、オリジナルの汗とりインナーなどを紹介した。
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