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ランクアップ 新ブランド立ち上げ、ニキビケア、ウェブで新規客獲得へ

2021年 4月22日 13:00

 ランクアップがスキンケアの新ブランドを立ち上げる。日中のニキビケアを目的にする。主力スキンケアと異なるニキビに悩む女性を対象に、ウェブを中心に新規獲得との接点を築く。コロナ禍でマスク荒れや肌荒れに悩む層にもリーチする。主力スキンケア「MANARA(マナラ)」、昨年7月に立ち上げた40代以降の男性用スキンケア「R―homme(アールオム)」に続く3ブランド目になる。

 





 新ブランド「ACNAL(アクナル)」(=画像)は、5月24日に発売する。朝の洗顔料、夜のメーク落としとして使うオイルクレンジングをはじめ、日中専用ミスト、化粧下地、ファンデーションの4アイテム(税込3190円~3520円)を展開する。

 シリーズには、「マナラ」のエイジングケア成分としても配合する「ケアナリア(フウチョウソウ葉エキス)」の精製度を高めた「ケアナリア2・0」を配合している。ランクアップが日本国内で初めて採用。同社が提唱する美容理論を支える特徴成分になる。

 日中に紫外線などの外的刺激を受けた肌は、乾燥などシワの原因になり、バリア機能の低下が毛穴トラブルを生む。また、活性酸素が皮脂を酸化させ、炎症の原因やニキビなど肌トラブルの一因になる。

 「ケアナリア2・0」は、皮脂量の抑制だけなく、保湿成分の増加、酸化皮脂成分の減少など、皮脂の質的なバランスも整えることが期待できるという。

 ランクアップは、「たった一人の悩みを解決することで、世界中の人たちの幸せに貢献する。」という企業理念を掲げる。「アクナル」もニキビや肌荒れに悩む同社社員が実体験をもとに研究開発を進めた。「ブランドの多角化を図るものではなく、商品開発担当者の悩みを起点に開発を進めた結果」(岩崎社長)とする。

 ブランドに共通する美容理論「毛穴エイジング理論」は、毛穴ケアにより毛穴を収れんさせ、皮脂量をコントロールすることで、シミやシワ、くすみなど肌トラブルの原因にアプローチすることを目指す。
 
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