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千趣会など3社、"花のチカラ"で復興支援――大船渡市の仮設住宅にカーネーション

2012年 5月24日 18:16

6kata.jpg お花のチカラで被災地に笑顔を。千趣会とグループ会社の千趣会イイハナ、現地の菓子メーカー、さいとう製菓は5月9日から11日にかけ、東日本大震災の被災地、岩手県大船渡市の仮設住宅居住者約1800世帯にカーネーションを無料配布する「母の日 カーネーションプレゼント」を実施した。

 今回の試みは、千趣会イイハナ(イイハナ)で扱うカーネーションの鉢植えと、さいとう製菓の銘菓「かもめの玉子」を仮設住宅の住民に贈るというもの。イイハナの取引先でもあるさいとう製菓は、昨年3月の東日本大震災で被災。その後、3社で被災地復興の一助となる取り組みを考える中で企画が実現した。

 今回の取り組みでは、被災地住民の心の支援を意識し、千趣会およびイイハナの社員が業務の合間を見て書いた直筆メッセージをカーネーションに添え、不自由な生活を送る仮設住宅住民の心理的な負担を軽減するよう工夫。

 期間中は、千趣会のCSR・広報チーム、広報室の社員5人が現地に入り、車両数台で大船渡市内の大船渡市内の仮設住宅37カ所、約1800世帯にカーネーションを届けた。
 5月10日には、長洞応急仮設住宅で贈呈式を開催。千趣会所属のプロゴルファーで、被災した宮城県仙台市出身の佐藤のぞみプロがプレゼンターとして出席し、住民代表の齋藤俊祐地域公民館長に目録を手渡した。

 母の日に因んで行った今回の企画。カーネーションを贈られた女性住民から「これまでの女性の頑張りが認められたような気がする」という声があるなど、心の支援に一役買ったようだ。
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