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高島屋 カタログギフトで新商品 専用サイトで選ぶギフト、"コト"カタログも開始

2017年 9月 7日 10:26

高島屋は9月1日、カード型で直筆メッセージが入れられるウェブカタログギフト「タカシマヤローズセレクション・ウィズユアメッセージ」の販売を始めた。ネット時代の消費者ニーズに対応し、拡大するカタログギフト市場での存在感を高める。

従来のカタログギフトは贈り主が冊子型カタログを届け、受け取り主は冊子の中から商品を選んで専用ハガキを投函する流れだが、「タカシマヤローズセレクション」では贈り主がメッセージを書いたグリーティングカートを届け、受け取り主はカードに記載されたQRコードかURLから専用サイトに入って商品を選択する。

 専用サイトにはリアルタイムのおすすめランキングの掲載やシーズンごとの人気商品まで、ネットならではの鮮度感ある"楽しい品物選び"を実現するという。

 ギフトの商品点数は約1000~1500点で、ファッションやリビング、キッチン、ホビー、アウトドア雑貨、スイーツ、デパ地下グルメ、レストランチケットなどをそろえた。冊子カタログよりも多品種で、紙媒体では表現できない品ぞろえの奥行きと幅のある商品掲載を実現した。

 ギフトの価格帯は3000円と5000円、1万円の3コースで、グリーティングカードのデザインは「出産内祝」と「結婚内祝」、ありがとうの気持ちを贈る「サンキュー」の3種類となる。

 また、同時にブライダルカタログギフト「マイディア」の販売を始め、次世代顧客の取り組みを強化するとともに、体験型・コトニーズの高まりに対応したカタログギフト「華のひととき」もスタートした。

 「マイディア」は、芥川賞受賞作家の朝吹真理子氏による、ブライダルにふさわしいエッセイをカタログの巻頭に掲載するほか、ブライダル世代に人気の商品セレクトや、雑誌のような見せ方にもこだわった特集ページなどを設けた。

 ギフトの価格は3000円と4000円、5000円、8000円、1万円の5コースで商品点数は約490~650点。国内外の有名ブランド雑貨やファッショングッズ、選りすぐりの食材やスイーツ、有名カフェの体験ギフトなどを掲載する。

 「華のひととき」は高島屋ならではの強みを生かし、全国の名湯・ホテルなどをはじめ、予約のとりづらい料亭やレストランなどを掲載。ギフトの価格は1万円と2万円、3万円、5万、10万円のコースで、商品点数は約70~220点となる。

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