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日本郵便 来春から"置き配"開始、配達予告メールも

2018年10月25日 10:11

 日本郵便は来年3月18日から、宅配便「ゆうパック」で配達予告メールの拡充と指定場所配達サービス"置き配"を開始する。配達予告メールの拡充は「ゆうびんID」を取得している受取人に関し荷物の届け先情報とIDの登録情報をマッチングし届け予定通知と不在通知をメールで送信する。指定場所配達はネット販売事業者などが差し出した荷物について届け予定通知あるいは不在通知などメールを受け取った受取人が指定する物置や車庫などに置くサービス。昨年9月に発表していた「ゆうパック」のサービス改善に関する第3弾の取り組みとなる。

 新たに開始する配達予告メールは、日本郵便に申し込み無料で取得できる「ゆうびんID」を持った受取人向けのサービス。ネット販売やオークション、フリマアプリでの利用を想定している。メールの送信は、荷送人(個人も可)が同意した荷物で伝票が手書きでないもの、受取人がメール配信を希望していることを条件に実施する。マッチングは氏名、電話番号、郵便番号で行う。

 配達予告メールを受けた受取人はオプションでコンビニや日本郵便の宅配便ロッカー「はこぽす」、さらに同時に開始する指定場所配達サービスでの置き場所を選択できる。

 一方、指定場所配達サービスは、マンションなどの宅配ボックス、郵便受箱、メーターボックス、車庫、物置の5つを配達場所として対応する。不在や事情により直接受け取りを行えない場合などの利用を想定している。利用するには日本郵便からの配達予告メールの受け取り、または荷送人側が一定の条件を満たした専用URLを生成・記載した上で送信した出荷完了のメールを受け取ることが条件になる。生ものやチルド商品、代引きなどの荷物は対象外になる。


 指定場所とする5カ所については、荷物が外部から見えないことから選定した。玄関先なども指定場所として対象とすることも検討したが、現段階でセキュリティの問題から外した。

 今回の2つの新サービスは受取人側が都合の良い日時、場所で受け取れるという利点のほか、再配達の削減という日本郵便側のメリットにもつながるものとしている。

 日本郵便は昨年9月に「ゆうパック」の基本運賃を改定することを発表した際、サービス改善に取り組むことも告知。今年3月に初回配達前に受け取り場所を勤務先や郵便局に変更できるサービスを開始したのが第1弾で、第2弾が9月に開始した「ゆうパック」の運賃の支払いをウェブ型決済での対応と配達希望時間帯の追加。

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