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オイシックス・ラ・大地 新物流センターが稼働へ、全館冷蔵、2.8倍に拡張

2021年 8月19日 14:00

 オイシックス・ラ・大地は10月、神奈川・海老名に構える新物流センターを稼働する。食品宅配「Oisix」専用の物流センターとして運用。全館を10度帯に管理した冷蔵倉庫で、野菜などの生鮮食品を集約して各地域に出荷する。物流稼働量は従来と比べて2・8倍となる(写真は竣工式であいさつした髙島社長㊨と山田社長)。
 








 稼働するのは「ORD海老名ステーション」。プロロジスの倉庫「プロロジスパーク海老名2」を借りた。敷地面積は約1万7000平方メートル、延床面積は約3万8000平方メートル。地上4階建て。

 ドックシェルターを備えたトラックバースは1階と2階に設け、合計40台分を整備した。10度帯を保ったまま、荷物の積み下ろしができる。車路は13メートル以上とし、ドライバーの負担を考慮した。

 全館冷蔵倉庫となるため、1階の一部にマイナス20度帯の冷凍設備を備えた。賃貸型の冷蔵・冷凍倉庫は常温をベースに冷蔵設備を導入するケースが一般的。全館冷蔵倉庫とすることで、倉庫内を仕切るパネルが不要となる。天井まで在庫を保管できるため、スペースの有効利用につながるという。

 倉庫内は人感センサー付きのLED照明を付けた。待機時は30%の出力とし消費電力を約半分に抑えた。倉庫内の電力はグリーン電力を利用し、環境負荷軽減を図る。

 8月5日に竣工式を開催した。オイシックス・ラ・大地の髙島宏平社長は「しっかり使いこなせるように習熟していく」とあいさつした。初期投資は37億円を予定する。顧客数が増加し物量が増えていることから、当初計画より投資回収期間は短くなる見込み。「受注増加に合わせて、正しくスピーディに拡張することが重要」(同)とした。また、プロロジスの山田御酒社長は「交通、従業員の確保の観点から戦略的立地となる。1社で使ってほしかった」と述べた。
 
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