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マッスルスーツ 物流作業を“楽”に、軽くて動きやすい新商品投入

2022年 8月25日 13:00

 東京理科大学発のベンチャー企業のイノフィスは販売中の装着型作業支援器具「マッスルスーツ」の新商品として現行機に比べて、動きやすく、物流拠点での庫内作業員などが着用しても作業しやすい「マッスルスーツGS‐BACK」の販売を8月4日から開始した。現行機よりもアシスト力は弱いものの、歩行やしゃがみ込むなどの動作がしやすく動き回らねばならない作業の支援に最適としており、物流業や製造業をメインターゲットに拡販していく。
 








 発売した「マッスルスーツGS‐BACK」は荷物を持つ際、同機器に装着されたガススプリングの力によって何もつけていない状態に比べて、腰の負担を2割ほど軽減する装着型作業支援器具(写真)となる。SとMの2サイズを用意。価格は税込15万9500円。なお、ガススプリング内のガスの再充填はできないため、1年程度で交換が必要となる。交換用のカートリッジは今後、販売予定だが価格は検討中という。

 同社では腰補助用器具としてすでに「マッスルスーツEvery」(税込14万6900円)を販売中だが、同機器は空気圧により、高いアシスト効果を得られ、重量のある荷物を持ち上げる際などに効果的で農業や介護業などからは支持を受けてシェアを伸ばしたものの、動きにくく、深くしゃがみ込みにくいという側面があり、動きの多い物流業や製造業の事業者は取り込みにくかったという。そこでそうした物流業・製造業の事業者の用途に合致する製品開発を進め、「マッスルスーツGS‐BACK」を開発したという。

 「これまでの『マッスルスーツEvery』についても物流業の方々からも高い効果を感じて頂いてきたが、”動きにくさ”とのトレードオフで導入を見合わせるケースもあった」(折原大吾社長)とし、「マッスルスーツGS‐BACK」ではアシスト力は現行機よりも若干、弱くなる一方で、装着時も歩きやすく、しゃがみ込みやすいように設計。「10キログラム程度の比較的、重量の軽い荷物を持って、行き来するような移動が多く、上下左右の運動が繰り返されるような物流業の方々には非常に使い勝手のよいものとなっている」(同)という。物流業や製造業をメインターゲットとする一方で、「マッスルスーツEvery」でも一定のシェアを獲得している農業や介護業などについても、例えば農作物も持って畝を超えて移動するケースや寝たきりの方が少ない施設など利用シーンや状況に応じて現行機と「マッスルスーツGS‐BACK」の使い分けを促すなどで拡販を進めていきたい考えだ。

 「マッスルスーツGS‐BACK」は8月4日から、契約する販売代理店をメインに同社が運営する通販サイトでも販売を開始した。販売目標などは明らかにしていないが「調査会社によると(アシストスーツの)市場シェアでは(「マッスルスーツ」が)ナンバーワン。これを維持し続けられる台数は売っていきたい」(折原社長)とした。
 
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