DINOS　CORPORATION(=ディノス)は10月6日から、台湾で独自サプリメントの販売を開始した。健康志向の高まりでニーズが高い日本製サピリメントを展開することで同市場での売り上げ拡大を図る狙い。

 








　販売するのは台湾市場向けに立ち上げたサプリメントシリーズ「dinos　supplement(ディノス・サプリメント)」(=写真)で美容や健康意識の高い女性に向けてビタミンCやフィッシュコラーゲン、コエンザイムQ10、ビフィズス菌+オリゴ、ウコン、鉄の6商品を展開した。

　なお、すべての商品は日本国内のJAS認定工場で製造、医薬品規格商品と同等の品質管理を行って原料の受け入れから最終製品の出荷に至るまでの生産工程で適正な製造管理と品質管理の規範であるGMPをクリアしているという。
　まずは台湾で最大のクラウドファンディングサイト「嘖嘖(ツーツー)」で同日から先行販売を開始。価格は台湾におけるサプリメントの市場価格を考慮し手ごろな価格に設定したとし、1商品719台湾ドル(約3300円)とした。また、3商品セットでは1980台湾ドル(約9000円)で販売する。

　「ツーツー」では11月18日まで販売し、11月28日からは商品のラインアップを拡充したり、台湾国内の仮想モールやドラッグストアなど小売店舗などへの展開を予定しているという。

　同社によると近年台湾では健康志向の高まりの一端として、日本製サプリメントの需要が増加しており、こうした状況を踏まえて同社の台北支店をベースに台湾向けのサプリメントシリーズを企画開発した。日本を象徴するモチーフとして知られる「御守り」を採用。　”日本製である安心感””健康を守る”といったイメージを訴求するため、パッケージなどにカラフルなデザインを取り入れているという。