ジャパネットのBS局、開局から半年の状況とは? ”ジャパネットらしさ”で番組、広告、テレビ通販に成果
2022年12月 1日 11:00
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「BSJapanext」は3月27日に新規BS放送局として開局。編成の7割は目玉番組である「パネルクイズ アタック25 next」などのクイズ番組やスポーツ、旅番組、アニメなどの一般番組を、3割は同社グループが得意とするテレビショッピングを放送する無料放送のチャンネルだ。
テレビ通販の雄によるBS局運営という新しいビジネスへのチャレンジの現状や進捗について、ジャパネットブロードキャスティングの佐藤崇充社長は「視聴者とつながって一緒に盛り上がれる番組作りができてきた。収益の面でもスポンサーの”モノ作りへのこだわり”や”商品の良さ”をしっかりと伝えられるジャパネットらしいやり方ができ始めており、成果も見え始めている」と開局から半年が経過した現状までの手ごたえについてこう話す。
視聴者を動かしバズる仕掛け作り
番組に関しては声優やアイドルにスポットをあてたバラエティ番組のほか、スポーツ関連番組などが特に手ごたえを感じているよう。例えば、声優の浪川大輔さんと岡本信彦さんらが出演し、人気漫画作品に声を吹き込んでボイスコミックを制作する番組「浪川&岡本 ボイコミラボ」(毎週水曜午後10時から30分枠)は番組放送中に「ツイッター」で出演者の岡本さんの名前が”トレンド入り”。また、アイドルグループ「OCHA NORMA(オチャ ノーマ)」を起用して複数の企画からアプリを介して視聴者がメンバーに挑戦して欲しい内容を選択できるバラエティ番組「OCHA NORMAのお茶の間さまの言うとおり」(毎週木曜午後10時から30分枠)でも放送中に視聴者から数千件のコメントが集まることもざら。後発のテレビ局としてまだ指名度が低く、また、特定層に向けられた番組でなぜこれほどの注目が得られているのか。
それは番組と連動するアプリ「つながるジャパネット」と視聴者を動かす仕掛けが奏功しているようだ。
同アプリはこれまでジャパネットグループとして配信してきた通販アプリ「ジャパネットアプリ」を同局開局に合わせて刷新、従来までの通販機能に加え、「BSJapanext」の番組視聴や番組へのリアルタイムコメント投稿、番組で紹介した商品を簡単に購入できる機能などを加えたものだ。
この「つながるジャパネット」。既存のアプリを刷新し運用を開始した当初は「(視聴者とつながる機能などが)まだまだと感じていた。この半年で細かく改修を重ねていった」(佐藤社長)とし、スタート時点では視聴者からのコメントは同アプリ内のみでの表示となっていたが、改修後はアプリ内と同時にツイッターでもツイートされ、あわせて「局名」、「番組名」も自動的にハッシュタグとして表示する仕様とした。なお、今冬からは「出演者名」も表示する予定。
視聴者のコメントがSNSで拡散されやすくなる仕組みを整えつつ、「番組へコメントはできるが、本当に出演者が見てくれているのかといった『つながっている感』が視聴者にとって弱いのではないかと感じていた。どうやったら皆が番組に参加したくなる仕掛けを作ることができるか」(同)とし、視聴者をその気にさせる仕掛けを展開することにした。先の「ボイコミラボ」を例に挙げると、番組放送中に、出演者の岡本さんが当該番組(番組は収録)を視聴しながらアプリ内で視聴者とリアルタイムでコメントのやり取りを行う取り組みなどだ。出演者との交流はファンである視聴者にとっては垂涎の体験であり、また、「みんなの力で『岡本信彦』をトレンド入りさせようという視聴者の盛り上がりがあった」(佐藤社長)とし、一気にコメント数が増加。結果としてツイッターでトレンド入りを果たすほどの反響となった。
番組放送中に当該番組出演者が同時視聴しながらのコメントを介した視聴者との交流は「お茶の間さまの言うとおり」のほか、歌手の西川貴教さんが出演する番組「西川貴教のバーチャル知事」(毎週月曜午後9時から1時間枠)など他の番組でも展開し、手ごたえを得ているようだ。
こうした双方向を意識した取り組みや番組作りはスポーツ番組などでも行い、視聴者から好評という。例えば9月15日に放送した千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズのプロ野球の試合中継番組では解説者のほか、ロッテにも所属していた元プロ野球選手を父親に持つ倉持明日香さんと西武ファンとして知られる惣田紗莉渚さんという2人のアイドルがゲストとして出演。視聴者にそれぞれのチームを「一緒に応援しよう」として倉持さん、惣田さんが両チームのファンとコメント通じてリアルタイムでやり取りを行うなどした。「その時のコメントを見ると『一緒に見ている感じがして楽しい』『こんな野球中継があるんだ』と視聴者から非常によい反応があり、コメントも多く盛り上がった」(佐藤社長)とし、今後も野球中継のほか、サッカーやバスケットボール、ゴルフ等の試合中継番組でも同様の取り組みを行っていくという。
「番組によりけりだが双方向性を意識した番組は視聴者からの反響なども含めて手ごたえを感じている」(同)とし、番組力については標榜する”つながるテレビ局”に向かって成果を出しつつあるようだ。