メンズ等にサービス拡大へ【エアークローゼットの天沼社長に聞く ファッションレンタルの現状と展望㊦】 レンタルの仕組みを提供も
2023年 2月 2日 11:00
2023年 2月 2日 11:00
2023年 3月23日 11:25
2023年 3月23日 11:00
<注目の通販・EC向け金融サービス~AD YELL、Biz Growthなど~>先に攻め、後から支払いで事業者の成長支援
2023年 3月23日 11:00
2023年 3月23日 11:00
新サービスの横展開を視野に【坪井リテールビジネスユニット長に聞く GDOのEC戦略の現状㊦】 売り場改善も今期の重点課題
2023年 3月23日 11:00
2023年 3月23日 11:25
2023年 3月23日 11:00
2023年 3月23日 11:00
<注目の通販・EC向け金融サービス~AD YELL、Biz Growthなど~>先に攻め、後から支払いで事業者の成長支援
2023年 3月23日 11:00
2023年 3月23日 11:00
2023年 3月23日 11:00
2023年 3月16日 11:00
2023年 3月23日 11:00
新サービスの横展開を視野に【坪井リテールビジネスユニット長に聞く GDOのEC戦略の現状㊦】 売り場改善も今期の重点課題
2023年 3月16日 13:00
2023年 3月23日 11:00
2023年 3月16日 11:00
2023年 3月16日 13:00
2023年 3月16日 13:00
2023年 2月16日 11:00
2023年 3月16日 13:00
2023年 3月16日 13:00
2023年 3月16日 12:59
2023年 2月 9日 11:00
2023年 1月19日 13:00
2022年12月 1日 11:00
2023年 2月16日 11:00
2023年 2月16日 11:00
2023年 2月 9日 11:00
2023年 1月19日 13:00
2023年 3月16日 11:00
2023年 2月 9日 11:00
健食通販市場、4.5%増<21年度健康食品通販売上高ランキング> 上位100社総計7000億突破、コロナ禍の健康志向、市場は成長維持
2023年 2月24日 09:38
2022年12月 1日 11:00
2023年 3月 9日 11:00
2023年 2月23日 13:00
――「エアクロ」のビジネスは服の仕入れや、倉庫まわり、クリーニング・メンテナンス工程、スタイリストの確保・教育などが重要になるが、課題感や優先的に強化が必要な部分は。
「創業以来、それらのバランスをとりながらサービス力を高めてきた。お客様の総定数に対してそれぞれのキャパシティに不足がないようにしてきた。洋服の仕入れについては各ブランドさんとしっかり話をしているので、数量やバリエーションの確保に問題はない」
「倉庫やメンテナンスの能力も長い目で見ると拡充する必要はあるが、当面は問題なく稼働できる。創業時から物流の企画チームを立ち上げて業務フローのノウハウを蓄積してきた。倉庫管理システムを内製化したことは大きく、仮に倉庫移転があってもデータの管理方法などにも問題はない」
――スタイリストについては。
「スタイリストの人数も少しずつ増やしていて、応募状況や教育のスピードも常にチェックしている。コロナの影響でアパレル店舗が閉じ、販売員を辞めざるを得なくなった人に当社の教育を受けてもらい、パーソナルスタイリストとして再度、ファッションの世界で活躍できる受け皿としても機能したい。学生の求人も減っていると思うが、ファッション業界を志す人の未来をサポートできる存在になっていきたい」
――事業としては基盤づくりのフェーズからユーザー数を増やすフェーズにある。
「その通りだ。従来から取り組んでいるレディース向けのファッションレンタルはポテンシャルが高く、引き続きその領域を伸ばしていく。認知度調査を行っても、昨年夏にテレビCMを放映する前の『エアークローゼット』の認知率は4%くらいで、大半の人が当社のサービスを知らない。まずは知ってもらい、使ってもらわないと分かりにくいサービスなので、使ってもらうまでのプロセスを重視していく」
――会員獲得に向けては。
「無料会員は有料会員への入り口としてもちろん重視している。無料会員については、当社のレンタルの基準は外れたけれど、まだまだ着用できる洋服を安価で販売する『エコセール』を利用できるメリットもある。一方で、毎月の新規有料会員登録数の10%前後が一度退会されたお客様というデータもあるので、そうしたお客様にも洋服の新着情報などを案内している」
――事業成長に向けた次の一手は。
「成長スピードを速めるために、メンズなどほかのセグメントにレンタルサービスを広げていく。また、プラットフォーム事業についても外部にレンタルサービスの仕組みを提供することで、ファッションレンタルの市場そのものが広がると考えている」
――新規セグメントの優先順位は。
「メンズやシニア、キッズ、マタニティなどさまざまな候補があるが、現状ではメンズを考えている。品目数が多くて探すのが難しく、パーソナルスタイリングが効いてくる領域としてメンズのカジュアル、オフィスカジュアルはこれまで培ってきたノウハウを発揮しやすい。並行して、プラットフォーム事業にも力を注ぐ。アジア、市場をターゲットにした海外展開も視野にあるが、それはもう少し先になる」
――アパレル・ファッション業界への貢献については。
「お客様一人ひとりにフィットするブランドに出会ってもらい、そのファンを増やすことが、業界にとっても新しいお客様との出会い方として価値があると思う」
「もうひとつはパーソナルスタイリングだ。ファッションが好きな人にとっても新しい発見が多いサービスなので、お客様の興味・関心が広がることは、リアルの場でも試着の幅が広がることになる。これまで時間とコストをかけてきた物流を含めた当社のプラットフォームを外部提供することで、ブランドさんの新規事業や会社の成長にも貢献したい」(おわり)