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ライフスタイルアクセント ファクトリエで新規事業 悩み解決型の服を開発 第一弾は「かゆみ対策インナー」

2023年 2月 6日 09:50

 メードインジャパンの工場直結ファッションブランド「ファクトリエ」を手がけるライフスタイルアクセントは2月2日、新規事業として負の課題を服で解決する「かかりつけ衣」事業を開始すると発表した。第一弾商品としてレディース向けの「かゆみ対策インナー」を開発し、自社ECに加え、「ファクトリエ」として初となる直販以外のチャネルとしてアマゾンでも販売する。


 新規事業の「かかりつけ衣」は日本の物作りの技術を結集し、現代人の日常に潜む負の課題の解決を目指す。第一弾商品となる「かゆみ対策インナー」は、敏感肌や乾燥肌でインナーによって、かゆみが発生する人などの悩みに応える。


 医師へのヒアリングと、肌の悩みを持つ人に試着テストなどを行って試作を繰り返し、〝肌にやさしい〟を追求。事前のモニター結果でも82・3%が「肌の悩みが改善した」と回答したという。


 具体的には、天然繊維100%で、柔らかく仕上がる加工を採用。曲がりやすい極細の繊維とすることで、肌への刺激を少なくした。吸湿性と放湿性にも優れ、汗をかいても肌に汗が長時間滞留しないという。
縫い目が肌にあたらないようにフラットシーマという縫製方法を採用。品質表示はタグによるチクチクが起こらないように印字にした。また、繊維と生地の編み立ての組み合わせにより、適度な伸縮性があり、かつシワになりにくく、型崩れしにくいとする。


 「かゆみ対策インナー」は税込6930円で、サイズは363840の3種類、カラーはブラックのみ。商品を使用して満足しなければ、30日以内の返品を受け付ける。


 今回、自社ECに加えて初めてアマゾンでも販売。「新規事業ではお悩み解決型の商品を展開するため、気づいてもらえるように売り場を増やした」(山田 敏夫社長)という。同社では、かゆみ対策商品として10年後に10億円の売り上げを目標とする。


 今後は「かゆみ対策インナー」のカラー展開や小児向け、男性向けサイズ、レギンスやタンクトップなど商品展開の拡充も検討していく。


 なお、「かゆみ対策インナー」は昨年12月に応援購入サービス「マクアケ」でプロジェクトを展開。目標金額の30万円を大きく上回る約235万円を達成している。
 
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