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DHC 代表2人体制に、オリックスから小髙氏が就任

2023年 2月16日 11:00

 ディーエイチシー(=DHC)の新経営体制の詳細が本紙取材で分かった。代表権を持つ取締役には、DHC内部昇格の宮﨑緑氏のほか、オリックスが派遣した小髙弘行氏が就任した。1月の取締役会で選任した。取締役体制は14人。従前からDHC在職の役員が6人、オリックスが新たに派遣した役員が8人を占める。

 
 オリックスは1月31日付で、DHCの取締役副社長だった宮﨑緑氏の代表取締役社長就任を公表していた。また、オリックス選任の役員派遣で過半を占める体制にするとしていた。

 小髙氏は、未公開企業を対象にするオリックスのプライベートエクイティ部門に在籍しているとみられる。民間調査機関の調べによると、投資先で、動物用医薬品、ワクチン等の製造販売を行うささえあホールディングスの取締役を務める。オリックス派遣の取締役は、ほかに入江修二氏、三宅誠一氏、小原毅也氏、前田義晴氏、佐藤大輔氏、村田久佳氏、佐藤雅克氏。このほか、同日付で監査役に李雨嘉氏が就任した。

 DHC在籍の取締役は、宮﨑氏のほか、ゲーリー・ゴーント氏、大橋香里氏、影山将克氏、坂井修文氏、須賀智博氏。吉田嘉明会長兼社長、監査役の大槻揚子氏は辞任した。

 このほか、DHCの取締役の辞任は、高橋芳枝氏(20年10月30日付)、小森谷裕之氏(同12月14日付)、中村則子氏(21年7月31日付)、洞口東久氏(昨年10月31日付、退任)、新原洋行氏(同)。

 オリックスは、DHCの展開事業のうち、リゾートホテル事業、テレビ・ラジオ事業、海洋深層水などその他事業を承継対象外と公表している。リゾートホテル事業は、1月1日付で赤沢温泉郷、唐津シーサイドホテルとしてそれぞれ会社分割した。ヘリコプター事業は昨年12月28日付でパシフィック・ヘリコプター・コーポレーションに会社分割した。

 オリックスは1月、コンプライアンス体制やガバナンスの強化、中長期で収益性の拡大・良化に向けた成長戦略を実施し企業価値向上を図ると公表した。承継事業は、化粧品事業、健康食品事業、海外事業、出版・翻訳、ビール、酒造、広告代理業。サプライチェーンの強化や販路拡大、中国やアジアでブランド認知を図る。これまでプライベートエクイティ投資では国内で17の投資実績がある(3月時点)。

 
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