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あじかん チョコ風のスイーツを販売、「焙煎ごぼう茶」使い新提案

2023年10月 5日 12:00

 あじかんがチョコレート風の新たな食品素材の拡販に乗り出す。「焙煎ごぼう茶」を原料に使用したもので、チョコレートのような風味となめらかなくちどけが特徴。まずは一般消費者向けに一口サイズの板チョコレート型のスイーツを提案する。嗜好性の高さや加工のしやすさを強みに、企業への原料供給につなげたい考え。消費量が低下するごぼうを、新たな形で提案することで飲食の機会を増やしていく。

 








 11月10日から発売するのは「GOVOCE(ゴボーチェ)」。ごぼうの風味とチョコレートのような風味を感じ、香ばしくほろ甘いビター味となる。1枚4・2グラムで、0・7グラム以上の食物繊維を摂取できる。フラクトオリゴ糖を配合し、腸にやさしい設計とした。

 カカオ不使用。ノンカフェインで、妊婦や子ども、アレルギーなどを理由にチョコレートを摂取できない人向けに提案する。チョコレートの代替品ではなく、ごぼうを使った嗜好品として訴求する。

 まずは共同購入サイト「Makuake」で先行販売する。価格は未定。テストマーケティングと位置づけ、通販やドラッグストアなどへの取り扱いを広げる。

 原材料に、独自開発したチョコレート風味の食品素材「メルバード」を使用した。プラントベース食品の開発を模索する中で誕生したもの。植物油脂とごぼう、砂糖、乳化剤を基本構成とする。

 独自技術でごぼうを焙煎することで、チョコレートのような香りが発生する。チョコレートに含まれる香気成分10種のうち、焙煎ごぼうは8種類を含むことが分かった。

 材料を微粒化して使用し、なめらかなくちどけを実現した。熱で溶け冷やすと固まるため、チョコレートのようにさまざまな形に加工できる。 

 自社通販などで取り扱う主力商品「焙煎ごぼう茶」は機能性表示食品の届出を行っており、焙煎ごぼう茶の粉末を使用する「メルバート」を使った製品でもシステマチックレビューでの届出が可能。使用するごぼうの配合量やミルクやビター、シュガーレスといった味を変えることができる。ごぼうの産地による香りや味わいの違いを生かすこともでき、風味の違いを楽しめる嗜好性を追求する。飲食店や食品メーカー、小売などとの連携を視野に入れ、企業の要望に応じていく考え。
 
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