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世界文化社  サイト刷新で新規獲得、今期はクチコミ活用など検討

2011年 2月17日 10:07

 5-2.jpg世界文化社のネット販売事業が好調だ。前期(2010年10月期)の通販売上高は前期比9・9%増の29億6900万円と過去最高を更新。増収に貢献したネット販売事業の売上高は1億4500万円で、昨年4月のサイト刷新時に掲げた1億円という売り上げ目標を大幅に上回った。カタログ連動やサイトへの誘導、使い勝手の改善などを積極化した結果、新規客のサイト利用が増加。通販事業におけるネット販売占有率は、刷新前の3・16%から6・85%まで拡大した。今後はさらに新規客獲得に注力する計画で、2期目の今期は、ネット販売売上高は3億円、占有率は10%まで拡大させる構想を描く。

 同社は昨年4月に通販サイトを刷新。カタログの商品番号を入力する形から誰でも利用できる形に変更し、新規客獲得を進めてきた。

 刷新後の具体的な取り組みとしては、通販カタログ「家庭画報セレクション」などを再構築した特集の実施や主力雑誌「家庭画報」との連動、サイトの使い勝手の改善などだ。例えばカタログの再構築では、10万~20万円台の高額バッグのみ集めた特集を実施。商品は同じでも「カタログとは違った目で見てもらえる」(通販事業本部)メリットがあり効率的な取り組みとみており、継続的に進めていく考えだ。

 サイトの使い勝手は会員登録の仕組みを改善。情報の入力方法や登録手続きの表記を分かりやすく変更した。細かい部分だが、ネットに親しみが薄い50~60代女性が中心のため、会員基盤拡大には必須とみて着手した。

 今期はより新規客の獲得を進めるために新たな施策に着手する。コミュニティコンテンツを大幅に刷新するほか、商品へのコメントなどの「くちコミ」の活用や、それに伴うポイントなどのインセンティブの付与も検討しているという。また、同じ層の顧客が集まっている他社サイトへの広告出稿や、「『家庭画報』通販への入門編的に」(同)、「お試し商品企画」を展開。買いやすい価格帯の商品を扱うことで間口を広げ、新規獲得を狙う考えだ。これらネット戦略で通販業績を拡大。今期通販売上高は32億円を目指す。


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