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総合企画センター大阪調べ、「関節痛緩和」がけん引、生活習慣病対策商品4%増

2012年 7月 8日 21:27

市場調査の総合企画センター大阪(本社・大阪市西区、川原喜治社長)はこのほど、血行促進や血糖値上昇緩和、コレステロール調節など生活習慣病対策商品の市場について調査結果を発表した。同市場は「関節痛緩和」を訴求する商品により順調に推移。2011年度(基本は11年4月~12年3月)の市場規模は前年比4・2%増の1978億円となった。
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 メーカー別では、11年度はサントリーウエルネスが全体の20・1%を占める397億円でトップ。次いでエバーライフが10・4%の205億円、小林製薬が8・6%の171億円、ゼリア新薬工業が5・0%の99億円という順になっている。

 また、世田谷自然食品が、主力である「グルコサミン+コンドロイチン」をスポットCMやインフォマーシャルで継続的に告知し、50代前後の安定したリピート需要を獲得。その結果、同54・8%増の65億円と大幅に拡大した。今後もテレビCMで著名人を起用した広告展開を行う方針で、一層の拡大が予想される。

 同市場は高齢化の進展とライフスタイルの変化に伴う生活習慣病予防意識の高まりで順調に伸長している。12年度も同3・4%増の2045億円の規模になる見通しとしている。さらに、13年度は2120~2240億円の市場規模を予測しており、調査結果では「今後も着実に拡大していく」とみている(グラフ参照)。


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