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ヤフーと宇和島市など 地元特産品のEC支援、豪雨被害の復興後押し

2019年 2月14日 13:15

 「まだ日本では知られていないが生産数で日本一を誇る新しい柑橘のニューフェイスを皆様に知ってほしい」。えひめ南農業協同組合(JAえひめ南)は2月8日から、ヤフーが展開する仮想モール「ヤフーショッピング」で同地域で約10年前から生産を開始し、特産品となっている「ブラッドオレンジ」とその加工品の販売を開始した。取扱商品を本格的にネットで販売するのは初めてだという。昨年7月に発生した豪雨被害における復興活動の一環として2月12日に宇和島市がヤフーと産業振興などで協定を締結しており、JAえひめ南の今回の試みもその一環となる。

 JAえひめ南の商品は「ヤフーショッピング」で販売するほか、「ヤフーショッピング」での取り扱い商品の中から、人・環境・社会に配慮した商品などヤフー側で選定した商品を紹介するサイト「エールマーケット」でトップページに露出するなどし、ヤフー側で拡販を支援していく。

 JAえひめ南が「ヤフーショッピング」では販売を開始した商品はブラッドオレンジの「タロッコ」と「モロ」の2品種と両品種の果汁を混ぜ合わせて作ったオレンジジュースの3商品。ブラッドオレンジは両品種とも5キロ入りで税込2800円、オレンジジュースは2本セット(1本720ミリリットル入り)で同2800円で販売する。まずは3商品からスタートし、他の名産品などについても今後、ネット販売の実施を検討していくという。

 2月12日に都内で開催した記者会見に登壇したJAえひめ南の黒田義人代表理事組合長は昨年7月に同地域を襲った「平成30年7月豪雨災害」で受けた甚大な被害の状況や復興の道のりと現状を説明した上で「ブラッドオレンジは我々の地域で約10年前から栽培を始め、現在、出荷量で日本一だ。まだまだ柑橘の中でもマイナーな商品だが、こうしてお披露目の機会を頂けた。このニューフェイスを皆さんに知って頂ければ」と今回の取り組みについて説明した。

 なお、宇和島市とヤフーは2月12日付で、今回の宇和島市の名産品の販売支援のほか、災害時に地域住民が必要とする情報発信を強化する目的でヤフーのアプリ「Yahoo!防災速報」を通じて避難所の開設情報などを発信できたり、災害時にアクセスが集中してアクセスしにくくなりがちな自治体のサイトのミラーサイトをヤフーのサーバー上で表示するような試みなどを行う災害協定やヤフーがポータルサイト上で行っている募金活動「Yahoo!ネット募金」を活用して宇和島市への復興支援のための募金活動の開始など、両者間で災害復興のための取り組みを行うため協定を締結している。
 
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