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 アマゾンジャパン 自社出荷に特別運賃、出品者へヤマトと連携し

2021年10月 7日 13:00

 アマゾンジャパンは10月5日、ヤマト運輸と共同でマーケットプレイス出品者の自社出荷に対し特別運賃を適用する配送サービスを年内に開始すると発表した。出品事業者が販売戦略へリソースを振り向けられるよう支援することが目的で、前月の利用数に応じて3段階の料金を用意する。同日に行われた「Amazon ECサミット」でヤマト運輸の長尾裕社長と対談したアマゾンジャパンセラーサービス事業本部の永妻玲子事業本部長が明かした。
 
 年内に開始する「マーケットプレイス配送サービス」は、アマゾンのマーケットプレイスに出品する販売事業者の自社出荷のすべての商品が対象。ヤマト運輸が提供する「宅急便」「宅急便コンパクト」「ネコポス」を両社の連携で実現したと割安な特別運賃で利用できるという。

 特別運賃は、前月の利用実績により3段階の料金体系を採用し、実績が500個以上で最も割安な運賃となる。宅急便の60サイズ(同一地域内の配送の場合)では、前月合計250個未満の場合が537円、同250個以上500個未満が454円、同500個以上で436円となる。ネコポスもそれぞれの前月実績で218円、201円、174円で配送できる。

 新型コロナ感染症の拡大から、ECの需要が伸長している中、新規の出品者には店舗のみを運営していた事業者が増えているという。ECに取り組み始めたばかりの新規出品者は、出荷のための人的リソースが不足していたり、配送品質に不安を抱いたりするケースがあるとしている。このような新規出品者や中小規模の既存出品者などを新たなサービスでサポートしていく。

 サービス開始時にはキャンペーンを予定。前月実績に関わらず500個以上の運賃をすべての出品者に適用するという。

 長妻本部長は今回のヤマト運輸との連携について「新規出品者から出荷作業の人的不足などの課題を寄せられており、配送品質の改善、配送サービスの向上を何らかの形でと考えた」としている。

 ヤマト運輸との配送に関する連携では、既に4月からフルフィルメント・バイ・アマゾン(FBA)を利用する出品者の在庫をアマゾンのフルフィルメントセンターへ納品する「パートナー・キャリア・プログラム」で行っている。

 
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