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アリナミン製薬 悠香HDを買収、ノウハウ活用し通販強化

2022年11月17日 11:00

 アリナミン製薬は11月1日、悠香ホールディングスの全株式を取得した。株式の取得価格は、非開示としている。今後、悠香の持つノウハウを活用し、自社通販を強化する。

 
 大半の株式は、創業者の中山慶一郎氏と、その親族が保有していたとみられる。悠香が長年培ってきた通販ノウハウ、ブランドの高い知名度や、蓄積した顧客基盤を評価した。ノウハウを活用して自社通販を強化するほか、スキンケア領域に参入する。悠香の保有する顧客リストを活用し、既存顧客へのクロスセルなどLTV最大化、休眠顧客の掘り起こしを検討する。

 ブランド名の変更は、「現時点で予定していない」(同社)。悠香は2011年、主力の「茶のしずく石鹸」による小麦アレルギー発症問題を受け、全国で集団訴訟が提起されたが、すべて和解が成立している。

 アリナミン製薬は、武田薬品工業のコンシューマーヘルスケア事業を行う事業部が独立。100%子会社の武田コンシューマヘルスケアとして事業を開始した。その後、武田薬品工業との資本関係を解消。昨年4月、アリナミン製薬に社名変更した。

 一般用医薬品を主力に健康食品、入浴剤などヘルスケア事業を主軸に展開する。売り上げは、ドラッグストアなど店頭販売が大半を占めるが、通販も行う。

 悠香は、03年に創業。鹿児島県産の無農薬有機栽培茶葉エキスを配合した「茶のしずく」ブランドを展開した。「あきらめないで」のフレーズが印象的なCMで認知を得て、2010年には売上高300億円を突破した。

 11年、主力の「茶のしずく石鹸」の使用者に小麦アレルギーの発症が相次いだことから自主回収を開始。以降、全国で使用者による集団訴訟に発展した。現在は「悠香の石鹸」の名称で販売している。民間信用調査機関の調べによると、21年12月期の売上高は、前年比1・0%増の95億7000万円。

 
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