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アマゾンジャパン 初のソートセンター新設、1日最大75万個を仕分け

2023年 9月21日 12:00

 アマゾンジャパンは9月13日、都内に中間物流拠点「八潮ソートセンター」を新設したと発表した。ソートセンターとは商品の保管やピッキング、梱包を担う「フルフィルメントセンター」と呼ぶ大型拠点と顧客宅まで商品を配送するために最終配送拠点である「デリバリーステーション」の間をつなぐ仕分け拠点となり、同社では設置の施設となる。

 






 新設した「八潮ソートセンター」(所在地・東京都品川区八潮3‐3‐6)は日本貨物鉄道が三井不動産と組んで東京貨物ターミナル駅構内に建設、昨年7月に竣工した5階建ての物流施設「東京レールゲートEAST」(敷地面積・約7万6000平方メートル、述べ床面積・約17万4200平方メートル)のうち、合計延べ床面積では約2万8000平方メートルとなる2フロアを借り受けた。

 フルフィルメントセンターから配送方面が混載状態で出荷された商品を同拠点に導入した最新鋭のオートソーサーで配送方面ごとに仕分けを行い、デリバリーステーションへ発送することでトラックなどの積載効率を向上させ、より多くの商品を効率的に配送することが可能になるという。また、積載率を高めることで配送拠点への横持ちのためのトラック台数を削減、総輸送距離の距離の短縮にも寄与するという。なお、同拠点では主に関東・北信越地方および北海道・沖縄に向けた幹線輸送の拠点として稼働。1日あたり最大75万個の商品を仕分けることが可能だという。

 同拠点の稼働に際して、約1000人を雇用するという。

 
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