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ヤマト運輸 郵便網で届けるメール便展開、協業受け日本郵便が配送

2024年 2月 1日 12:00

 ヤマト運輸は2月1日から、日本郵便の配送網を使って荷物を届けるメール便「クロネコゆうメール」の提供を開始した。従来まで展開してきたヤマトが集荷から配送まで行っていたメール便を終了し、切り替えるもの。ヤマトグループと日本郵政グループは昨夏に協業に合意、新たなメール便の展開はこれに伴うもの。なお、ヤマト運輸は同協業に関連してすでに昨秋から日本郵便の配送網を活用して配達する小型荷物商品の展開を始めている。
 
 ヤマト運輸が展開を始めたメール便「クロネコゆうメール」は従来、自社で集荷から配達までを行っていた「クロネコDM便」と同様、カタログや書籍、雑誌、会報といった印刷物やCD、DVD、ビデオテープなどの電磁記憶媒体など厚さ2センチ以内、長辺34センチ以内(下限は14センチ)、短辺25センチ以内(同9センチ)、重量1キログラム以内までの小型品などを配送先の郵便受けに投函するタイプの事業者向けの投函型商品。ヤマト運輸の拠点への持ち込みやドライバーによって集荷、日本郵便の配達網で配達するもの。料金は1センチ、2センチの厚みに応じて全国一律とするが利用する数量などの条件によって設定する。

 ヤマト運輸は昨年6月、日本郵政グループと協業に関する基本合意を締結。荷物の輸送などで関して協力していくとして、第1弾としてヤマトのポスト投函型商品であるメール便「クロネコDM便」と小型荷物商品「ネコポス」を日本郵便の配送網で配達する形とすることなどを明らかにしていた。これを受けてすでに昨年10月1日から、「ネコポス」の代わりとなる縦横厚さの合計が60センチ以内(厚さは3センチ以内)となる衣類や書籍などの小型荷物を日本郵便が配達先の郵便受けに投函する「クロネコゆうパケット」の展開を北海道や東北、北陸、中部など一部地域でスタートしており、今年度末までをめどに全国展開とする予定。

 今後、ヤマトグループでは日本郵政グループとの協業を進めていく模様で投函型商品だけでなくヤマトが日本郵便のクール便を取り扱ったり、郵便ポストの有効活用などについても検討していく考えを示している。
 
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