イオングループが満を持して2年前にスタートしたネットスーパー「Green
Beans(グリーンビーンズ)」が順調に利用者を増やしつつあるようだ。開始2年でターゲットとしている都心部に居住する共働き、子育て世帯を取り込み、会員数は60万人を突破。計画通りに売り上げも伸ばしているという。物流拠点から顧客の元まで商品を配送するいわゆるセンター出荷型ネットスーパーはコスト負担がかさむなどで大手GMSは軒並み、実店舗出荷型に切り替えている中、「グリーンビーンズ」は物流拠点などへの積極投資を進め、攻めの姿勢で会員数および売り上げ拡大にまい進する。イオングループが注力するネットスーパーの現状と今後とは――。
〈通販新聞 7月17日付 第1998号 (2025年7月10日発行) 2面〉
〈通販新聞 7月17日付 第1998号 (2025年7月10日発行) 2面〉