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千趣会 リユース段ボール使った商品配送で環境保全啓発

2013年 6月 7日 15:59

071.jpg 千趣会は環境月間にあたる6月の1カ月間、商品配送に使用する段ボールを使った環境保全の啓蒙活動を行う。これまで環境月間中の商品配送にデザイン性を持たせた段ボールを使い、顧客のリユースを図る取り組みを行ってきたが、さらに今回は、フォトフレームやアートボードとしての再利用を提案。具体的な利用手段を示すことで、一層のリユース促進につなげる。

 千趣会では、今年3月にCSR活動「えがおの森プロジェクト」を始動し、環境テーマの「グリーンプロジェクト」を活動テーマのひとつに設定している。

 これまでにも毎年6月を環境月間と位置づけ、省資源や所エネルギー、自然環境保全などの啓蒙活動を実施。この一環として、環境月間中の商品配送にかわいいデザインをあしらった特別仕様の段ボールを使用し、使用後段ボールの廃棄抑制を図る試みを行っている。

 今年の環境月間で展開する商品配送の段ボールは、女性クリエイター・スズキトモコさんによるエコロジー・自然をテーマとしたデザインを採用。さらに新たな試みとして、段ボールを使ったフォトフレームやアートボードの作り方を印刷した。

 これは、顧客の生活に役立ち彩りを与える段ボールの再利用方法を考えて盛り込んだもの。顧客に対し、より具体的な再利用方法を提案することで一層のリユース促進を図った形だ。

 千趣会では2008年頃から、段ボールの薄肉化や簡易包装など、省資源を意識した取り組みを積極的に展開。顧客に使用後段ボールのリユースを促すことで、顧客との一体感のある環境活動とする考えのようだ。

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