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日本越境EC協会 ナレッジセンターとして発足 越境ECの勉強会や情報発信も

2023年 3月29日 16:55

 日本越境EC協会(JACCA=ジャッカ)が3月23日、都内で発足パーティーを開催した。同協会は、ジャパンEコマースコンサルタント協会(JECCICA=ジェシカ)のメンバーが中心となって立ち上げた。JECCICAに越境ECの相談が増えてきたため、専門窓口として新しい協会を作った方がいいと判断した。
 

JACCAの代表理事にはMaddler USAのCEOでJECCICAシニアコンサルタントを務める恩蔵優氏(=写真)が、専務理事にはフォースター社長でJECCICA代表理事の川連一豊氏と、NDCアジア社長でJECCICA講師の出口允博氏が就任した。


 発足パーティーのあいさつで、恩蔵代表理事は「近年、越境ECの規模が拡大を続ける一方で、相談できる窓口がなく、ハードルが高いという声が多い」とした上で、「JACCAは長年にわたって越境ECにかかわり、最新の越境ECのノウハウを持った企業や人の集合体を作ることで、〝越境ECのナレッジセンター〟となることを目指す」と語った。


 活動方針としては、〝中立公正〟に活動することを基本とし、日本企業の相談に乗るだけでなく、海外企業の日本向け越境ECの相談窓口としても活動する。中国部会や米国部会、EU部会といった部会を設けて勉強会などを開催するほか、越境ECのコンテンツを協会のホームぺージとファイスブックページで発信する。また、官公庁や教育機関などのセッションにも参加することも視野にある。


 なお、発足パーティーには約75社が参加した。協会では当面、3050社の会員、支援パートナーの参加を目指していくという。
 
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