組織戦略のハードル
資生堂やコーセーなど化粧品大手のネット参入が相次いでいる。だが、参入は既存流通との競合だけでなく、社内の組織体制に影響を及ぼす可能性がある。
他社では過去に市場における競合関係が社内に持ち込まれ、部署間でマーケティングの連動が進まない例もあったためだ。資生堂でも同じことが起こりうる。
既成のブランド担当部署が手掛けるコーセーの場合、従来業務の延長で行われる性質上、新事業が片手間になり、遅々として進まない懸念もある。
これら組織のハードルを越えてウェブマーケを推進できるか。懸念が現実となった場合、市場へのインパクトも限定的なものとなりそうだ。
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