変革期の百貨店通販──新体制の出足に明暗分かれる

2011年07月14日 10:49

2011年07月14日 10:49

 1-1.jpg百貨店通販が変革期を迎えている。今春、誕生したJFRオンラインと三越伊勢丹通信販売は、いずれも百貨店本体から通販事業を切り離すことで、優先順位が低かった投資や人材採用などで身動きを取りやすくし、独自の成長戦略を描くのが狙いだ。一方、通販トップが交代した高島屋は店頭との連携強化を鮮明にして「兼業」の強みを前面に出す。カタログ全盛期には通販市場をけん引した百貨店通販。市場の変化に対応し、再び存在感を高められるのか。3社の取り組みを見ていく。


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