忍びよる"言葉狩り"の影<だいにち堂、消費者庁を提訴> 健食表示規制、左右する訴訟に
2018年10月11日 11:51
2018年10月11日 11:51

「目の健康」に関する健康食品の表示をめぐり、だいにち堂が行政処分の取り消しを求め消費者庁を提訴した。一般的に、行政訴訟における国の勝率は9割。対するだいにち堂は、年間売上高わずか10億円ほどの企業。公権力に抗う中小企業の姿勢を、諦観を持ってみる関係者は少なくない。だが、この訴訟は「対岸の火事」ではない。国の勝訴は、イメージ訴求してきた健食の取締り容認を意味し、今後の健食市場の表示規制を大きく左右するからだ。訴訟の背後には、消費者庁がすでに着手する新たな"言葉狩り"の影もちらついている。
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