「和」の落とし穴
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」における新型コロナウイルスの感染管理に大きな問題があるとして、神戸大の岩田健太郎教授が行った告発が話題を呼んだ。岩田教授の一連の発言で気になったのは「日本において危機に瀕した現場では和や連帯が求められるが、疲労で判断力が鈍っているのに、連帯して頑張ることにしか目が行っていない」という内容のものだ。
頑張ることは目的ではないはず。問題があったら議論して改善しなければ良い結果は出せない。「告発で和を乱すな」などという言説は論外ではないか。
何も医療の現場に限った話ではない。通販業界でも商品開発や物流の現場で同じような状況に陥っていないか、心得るべきだ。
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