「テレビとは異なるアプローチでお客様にQVCを知って頂きたい」――。通販専門放送局を運営するQVCジャパンは7月25日、都内で更年期を乗り切るためのポイントなどを解説したランチセミナーを開催した。会場には抽選で選ばれた40人超の顧客が来場、ランチコースを食べながらセミナーを受講した。
東京・表参道のレストラン「ザストリングス表参道」で実施したランチセミナーは「40代から始める更年期マネジメントを学ぼう」と題して、同社運営のチャンネル「QVC」の番組に出演中のショッピングナビゲーター(司会者)の大嶽まどか氏を司会に産婦人科医の吉形玲美氏、タレントの優木まおみさんを招いて1時間程度、吉形医師が更年期の女性ホルモンの変化やそれに伴う体調変化やよく起こる症状、そうした体調変化や症状を緩和するための治療法、食事や睡眠方法、フェムゾーンケアなど日常生活で気をつけるべきポイントを解説。優木さんは解説を受けて、自身の体験などを交えながら、更年期を乗り切るための考え方や自身も実践するエクササイズのやり方などを語った。
セミナー終了後は吉形医師、優木さんが参加者からの質問に答えたり、じゃんけん大会が行われ、勝ち抜いた5人にQVCで販売する化粧品などの商品の詰め合わせを贈与した。また参加者には同社の通販サイトでの決済時に充当できる1000円分のクーポンを付与した。
なお、会場には同社で販売中の化粧品などの商品を展示、参加者にPRした。
同社は昨秋から顧客を対象にセミナー形式のイベントを開催、初回は「女性ホルモンとの付き合い方」と題して東京・恵比寿のホテルで精神科医や美容家を講師に女性ホルモンの基礎知識や年代別に起こるホルモンの変化などについて解説するランチ付きの催しを実施。今年3月には人気スタイリストを招いて「私らしく、ポジティブに人生を楽しむ方法」をテーマに東京・表参道でケーキセット付きの公演会を実施しており、今回で3回目の開催となる。
これらセミナーを統括するネット通販事業を統括する柴田規成デジタルストアヘッドは開催の狙いについて「テレビではないメディアで情報を取得することが多くなってきている。当社のコアなお客様層が悩まれていること、今回で言えば更年期にまつわる悩み事対して、正しい知識を学べる場を提供してQVCとしてサポートできる場を設けることで、お客様に参加頂き、友達や家族に共有頂くことで、(SNSなど)テレビではないメディアから情報が発信されるようになることでテレビ以外でもQVCを知って頂き、最終的に商品を購入頂けるようになれば」とする。
これまで実施したセミナーの成果については「『更年期』や『閉経』というキーワードでのネット検索は年々増えている。当社の通販サイトに来訪頂く際の検索キーワードは『商品名』であることがほとんどで、またお客様にとって当該商品をQVCで購入する理由は特になかったわけだが、セミナーを企画し、サイト内に専用ページも設けたことで、『更年期』や『閉経』などの検索キーワードでの来訪者も増え、当社サイトにトラフィックを集められるようになった。また、当社が女性の困りごとにしっかりと向き合っている企業だと知って頂き、当社で(商品を)購入頂く理由にもなっている」(柴田氏)とし、同社のネット販売の売上拡大に貢献し始めているという。
今後も3カ月ごとにセミナーを開催していきたい考えで、次回は9月に都内で開催を予定しているという。当面は都内での開催と予定するが、ニーズ次第で他の大都市圏での開催も視野に入れているという。
柴田氏によると米QVCでは有名人50人にネットで商品を紹介してもらう「Q50」と呼ばれる企画を展開中でテレビ以外での認知アップや訴求強化を図っているよう。QVCジャパンでもセミナーなど日本市場に合わせた企画でテレビ以外のチャネルでの認知、集客の強化を進めたい考え。
「テレビとは異なるアプローチでお客様にQVCを知って頂きたい」――。通販専門放送局を運営するQVCジャパンは7月25日、都内で更年期を乗り切るためのポイントなどを解説したランチセミナーを開催した。会場には抽選で選ばれた40人超の顧客が来場、ランチコースを食べながらセミナーを受講した。
セミナー終了後は吉形医師、優木さんが参加者からの質問に答えたり、じゃんけん大会が行われ、勝ち抜いた5人にQVCで販売する化粧品などの商品の詰め合わせを贈与した。また参加者には同社の通販サイトでの決済時に充当できる1000円分のクーポンを付与した。
なお、会場には同社で販売中の化粧品などの商品を展示、参加者にPRした。
同社は昨秋から顧客を対象にセミナー形式のイベントを開催、初回は「女性ホルモンとの付き合い方」と題して東京・恵比寿のホテルで精神科医や美容家を講師に女性ホルモンの基礎知識や年代別に起こるホルモンの変化などについて解説するランチ付きの催しを実施。今年3月には人気スタイリストを招いて「私らしく、ポジティブに人生を楽しむ方法」をテーマに東京・表参道でケーキセット付きの公演会を実施しており、今回で3回目の開催となる。
これらセミナーを統括するネット通販事業を統括する柴田規成デジタルストアヘッドは開催の狙いについて「テレビではないメディアで情報を取得することが多くなってきている。当社のコアなお客様層が悩まれていること、今回で言えば更年期にまつわる悩み事対して、正しい知識を学べる場を提供してQVCとしてサポートできる場を設けることで、お客様に参加頂き、友達や家族に共有頂くことで、(SNSなど)テレビではないメディアから情報が発信されるようになることでテレビ以外でもQVCを知って頂き、最終的に商品を購入頂けるようになれば」とする。
これまで実施したセミナーの成果については「『更年期』や『閉経』というキーワードでのネット検索は年々増えている。当社の通販サイトに来訪頂く際の検索キーワードは『商品名』であることがほとんどで、またお客様にとって当該商品をQVCで購入する理由は特になかったわけだが、セミナーを企画し、サイト内に専用ページも設けたことで、『更年期』や『閉経』などの検索キーワードでの来訪者も増え、当社サイトにトラフィックを集められるようになった。また、当社が女性の困りごとにしっかりと向き合っている企業だと知って頂き、当社で(商品を)購入頂く理由にもなっている」(柴田氏)とし、同社のネット販売の売上拡大に貢献し始めているという。
柴田氏によると米QVCでは有名人50人にネットで商品を紹介してもらう「Q50」と呼ばれる企画を展開中でテレビ以外での認知アップや訴求強化を図っているよう。QVCジャパンでもセミナーなど日本市場に合わせた企画でテレビ以外のチャネルでの認知、集客の強化を進めたい考え。