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 オンワード樫山 クリック&トライで成果、導入店舗の成果が顕著、ECの拡大にも貢献へ

2022年 4月14日 13:15

 オンワード樫山は4月7日、自社通販サイト「オンワード・クローゼット」で取り扱う商品をブランドの垣根を越え実店舗に取り寄せて試着、購入ができるOMOサービス「クリック&トライ」をリニューアルしたと発表した。携帯やパソコンからさらに簡単、便利に利用できるようになったほか、当該サービスの導入店舗を44都道府県の278店舗に広げた。
 
 3月に実施したサービスリニューアルでは、実店舗に取り寄せ可能なアイテムについては自社ECの商品詳細ページに「カートに入れる」ボタンと並んで「店舗で試着する」ボタンを表示できるようにした。これによって対象商品が分かりやすくなったのに加え、店舗スタッフの負荷も軽減できるようになった。

 サービスの利用者は、「店舗で試着ボタン」をクリック。試着希望店舗を選択して「店舗試着」ボタンを押し、申し込み内容を確認後に「店舗試着を申し込む」ボタンをクリックするだけで申し込みが完了する。

 商品の準備ができると案内メールが届き、利用者は商品確保期間の7日間以内の都合の良いタイミングで来店すれば、試着、購入ができる。取り寄せた商品は店頭での決済となる。また、商品確保期間を過ぎるとキャンセル扱いとなる。

 4月上旬時点で「クリック&トライ」の対象店舗は278店舗に拡大。これはオンワード樫山が展開する実店舗の約3分の1に当たるという。

 利用状況としては、とくに、イレギュラーサイズ商品の取り寄せ依頼が多いほか、地方店などで普段は取り扱いのないブランドや商品を試着してから購入したいニーズが高いようだ。

 実績面では、今年3月の「クリック&トライ」導入店舗の売り上げの伸び率が前年同月比18・4%だったのに対し、非導入店舗は同3・3%にとどまるなど、「クリック&トライ」の効果は大きいという。

 同社によると、「クリック&トライ」サービスの認知度と、運用する店頭スタッフの習熟度合いが上がってきており、「手応えを感じている」(保元道宣社長)とする。

 なお、「クリック&トライ」は取り寄せた実店舗で会計するため、EC売上高にはカウントされないが、「オンワード・クローゼット」閲覧数の伸びが見込まれることや、実店舗とECの両チャネルを併用するクロスユース率が拡大することでECの成長にも貢献すると見ている。
 
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