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同ツールは、店舗の一角に用意された9平方メートルの室内を模した空間を使い、備え付けのデジタル画面を通じて操作ができるもの。ページをスクロールして気になったルームセットや商品をタップするだけで、用意された20のルームセットにある約2000のアイテムが、壁面などにバーチャル画像として映し出され、リアルなサイズを体感することができる。
一部の商品に関してはスマホなどで二次元コードを読み取るとことでその場でイケアの通販サイトから詳細情報を確認することができ、そのままショッピングカートに追加することで購入が可能。
今回のツールでは、日本に特徴的な限られた住空間に焦点を当てたもので、リビングルーム、寝室といった特定の部屋だけでなく、ワンルームのレイアウトも体験できる。限られたスペースを有効活用するための鍵となる収納に関するアイテムの提案も豊富に体験できるとしている。主な収納関連商品のシリーズとしては「プラッツァ」(1万8600円~)や、「カラックス」(5999円~)、「バッゲボー」(2999円~)などがある。
なお、今回、導入の対象となった両店舗は、ECと連動した都市型の小型店として展開しているもの。店内にある商品に関してはその場で購入できるが、それ以外の大型家具を中心とした商品については展示のみとし、展示商品のタグにあるQRコードを読み込むことで、通販サイトの当該商品の商品詳細・購入ページに送客するようになっている。