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ビビッドガーデン 産直食材付き物件の提供開始

2024年 1月25日 12:00

 ビビッドガーデンは1月10日から、産直食材付き物件の提供を始めた。東急不動産と置き配の仕組みを提供するライナフと協業。果物や野菜を一年間無料で定期的に玄関前に届ける。

 実施するのは東急不動産の賃貸マンション「コンフォリア新梅田」。入居者に対して、ビビッドガーデンが運営する通販サイト「食べチョク」の生産者が直送する。提供するのはセット商品で、野菜は6~7種を、果物は1~2種をそれぞれ用意した。約3000円相当となるもよう。入居者は、ライナフが提供するLINEミニアプリを使って、通販サイト「食べチョク」に発注。ライナフが提供する「スマート置き配」の仕組みを使って、入居者があらかじめ指定した場所へ食材を届ける。「スマート置き配」はオートロック付きのマンションでスマートロックを用いて共用エントランスの鍵をデジタル化する仕組み。配送パートナーごとに認証された配達員が入館し、荷物をあらかじめ指定した場所に届ける。入居者は玄関先で食材を受け取ることができ、再配達が不要となっている。

 今回の3社による協業はマンションの差別化が狙い。まずはテストと位置付け、今後は単身向けだけでなくファミリー層向け物件などでのサービス展開も検討していくようだ。ビビッドガーデンによると生産者は、計画的な栽培や収穫が可能となり経営の安定化に寄与すると判断した。
 
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