再認識するテレビの"存在感"
連日、熱戦が繰り広げられているW杯。先日の日本戦では関東地区の平均世帯視聴率は43%まで達したという。若者の「テレビ離れ」が囁かれるが、やはりまだまだテレビの存在感は大きい。
この「最も身近なデバイス」をネット販売で活用する動きがようやく本格化の兆しを見せ始めている。ヤフーが先日、「テレビ版ヤフーショッピング」を開設。ネット対応テレビ限定で商品を動画で紹介する試みで、電話注文も可能という。いわばヤフーの「テレビ通販」だ。
同様に楽天でも、テレビ向けネットサービス「アクトビラ」で「楽天市場」を以前から展開。アクトビラには他にも複数の事業者が参加しており、それぞれ新規客の獲得に期待を寄せる。
テレビは一般ユーザーが接する機会が最も多いデバイスの一つ。それだけにネットの利用ではPC・携帯に次ぐ「第3のデバイス」に最も近いが、ただ、実際にテレビにLANケーブルを接続している数は2割程度だという。今では量販店に並ぶほとんどがネット対応テレビであるにも関わらず、だ。
どのようなサービスでも、利用への入り口となる「トビラ」を開けてもらえなければ始まらない。そこへ誘導するには、まずはPCや携帯とは違う、「テレビならでは」の特色を打ち出す必要があるだろう。W杯が終わったあともテレビへ惹きつけられる、そんな魅力的な特色を見たい。
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