テレビの可能性は?
ジャパネットグループが1月10日、BSチャンネル「BS10」を開業した。同社は22年に新規BS局「BSJapanext」としてBS放送に参入後、「チャンネルの深さ」などから思うように視聴者を伸ばせず苦戦していたが、昨夏に「スターチャンネル」を買収してチャンネルポジションを変更して再び〝開局〟。番組制作費を増やし、プロモーションも強化して再度、BS放送事業に注力する。
インターネットや配信に押される形でテレビは元気がない。BS局各局の売上規模はここ数年横ばいで有料放送の加入者数も減少傾向にある中で、あえてBS放送事業に踏み込む理由についてジャパネットグループを率いる髙田旭人社長は「子供たちや若い世代で自分の好きな情報をインターネットやSNSで選んでみることが当たり前になって、なかなか新しい情報に触れる機会に少なくなっていることを危惧している」。その上で「ジャパネット流に徹底的に磨いて視聴者に新しい情報に出会って頂けるワクワクする番組を作っていきたい」と語った。
あえてテレビで何を目指し、何を成そうとしているか。「BS10」の今後が注目される。
そのほかの注目記事FEATURED ARTICLE OTHER
インターネットや配信に押される形でテレビは元気がない。BS局各局の売上規模はここ数年横ばいで有料放送の加入者数も減少傾向にある中で、あえてBS放送事業に踏み込む理由についてジャパネットグループを率いる髙田旭人社長は「子供たちや若い世代で自分の好きな情報をインターネットやSNSで選んでみることが当たり前になって、なかなか新しい情報に触れる機会に少なくなっていることを危惧している」。その上で「ジャパネット流に徹底的に磨いて視聴者に新しい情報に出会って頂けるワクワクする番組を作っていきたい」と語った。
あえてテレビで何を目指し、何を成そうとしているか。「BS10」の今後が注目される。